猫を飼い方は?準備・費用・特徴まで初心者向けに徹底解説
ふわふわの毛並みに、くるんとした目、気まぐれな性格に振り回されながらも、癒しをくれる存在「猫」!
最近では“猫ファースト”な暮らしを楽しむ人も増え、ペットとして、さらに人気が高まる。
今回は、猫の魅力や種類の紹介から、気になる飼い方、注意点までを一挙ご紹介♪
これから飼いたい人も、すでに猫との生活を楽しんでいる人も、意外な一面や新たな発見ができちゃうかも!?
(監修:ペットフィールド新平和通り店)
FEATURE
猫を飼う前に知っておきたい!
性格や習性・特徴

■綺麗好き
猫はとてもきれい好き!
トイレやご飯の器など、普段使用するものすべてが清潔でないと使ってくれないことも。
猫が使うものや場所は、飼い主が思っている倍以上綺麗にしてあげることが大事。
■表情、感情豊か
猫は耳やしっぽ、目の開き具合などで様々な感情を表現する。
イライラしている時はしっぽをふり、機嫌がいいときや嬉しいときはゴロゴロと喉を鳴らす。
言葉でなくても猫との会話が楽しめるのが、飼い主の特権!
■身体能力や柔軟性が高い
猫は、寝ている時間以外は常に巡回する生き物。
骨や筋肉の構造がしなやかで脚力が強く、高い所へジャンプしたり、狭い所に入ったり、走り回ったりと、身体能力がとっても高い。
■よく寝る
起きている時間が平均5~6時間と、ほとんどの時間を基本寝て過ごす。
これが普通の生活と認めてあげないと猫にストレスを与え、不健康や攻撃的になる。
生き物の成り立ちを理解してあげると、距離も縮まる。
■猫によって性格が異なる
「猫=きまぐれ」というイメージがあるが、しつけや種類によって性格が全然違うのも魅力。
きまぐれな子もいれば、家族の中で特定の人に懐く子や甘え上手な子と様々で、楽しく育てられる。
ASSISTANCE
猫の飼い方とお世話の基本
(トイレ・爪切り・スキンシップ)

■トイレの管理
きれい好きなので、トイレが汚れていると使わなくなってしまうことも。
・できればその都度、トイレや砂の掃除をしてあげると◎
・すぐに変えられない環境や留守の場合は、数日変えなくても大丈夫な道具の購入を検討する
・多頭飼いではなくても、複数個所にトイレを設置してあげるのが理想
■ブラッシング(毛づくろいのサポート)
できるだけ毎日のブラッシングするのが◎。
・抜け毛を取り除くことで毛玉を吐くことも減り、皮膚の健康にも繋がる
・最初は柔らかいブラシがおすすめ
・皮膚を傷つけないように、表面の毛を整えてあげるイメージで優しくブラッシング
■爪切り
決まった頻度の目安はなく、伸びたらすぐ切ってあげる。
・切りすぎると出血してしまうので、伸びてきた白い部分のみをカット
■健康チェック
日常の様子をよく観察し、「いつもと違う」に気づくことが何より大切。
・食欲、排泄、行動すべての変化に注目
・異変があったら、すぐに病院受診しよう
■スキンシップ&遊び
遊ぶことでストレス発散&運動不足解消。
・猫によって性格が違うため、その子にあったおもちゃやスキンシップをとってあげる
・初心者は猫じゃらしがおすすめ
・フォトジェニックな映えおもちゃや知育玩具など、種類が豊富
FOOD
猫のご飯(食事)の選び方と
与え方のポイント

■ごはんの与え方のポイント
・食器は毎回きれいに洗って、清潔を保つ
・猫は、基本水分不足!新鮮なお水をいつでも飲めるように、複数個所に置いておく
※猫は元々ミネラルが多いため、ミネラルウォーターはNG
・年齢やライフステージにあったフードを選ぶ
・体重管理をしっかりして、適量をあげる
・人間が食べるものは与えない
■総合栄養食(ドライフード・ウェットフード)
これと水だけで生きていけるくらい、栄養バランスが摂れる主食。
・成分表を見て、なるべく添加物が少ないものをチョイス
・できれば価格が高いものを選ぶ
・無添加のいいフードだと食べなくなる場合があるので、食べさせる努力が必要
・1日3食でなくてもOK!その猫にあった適量をあげる
・水分も一緒に摂れる、ウェットフードがおすすめ
■おやつ(間食)
できれば総合栄養食のみで、あげないのがベスト!
・あげる場合は原材料をチェックし、減塩や添加物が少ないシンプルなものを選ぶ
■トッピングや栄養補助食品
なるべく総合栄養食のみで、あげないのが望ましい。
・総合栄養食やおやつと同様に、添加物やミネラルが少ないものをチョイス
GOODS
猫を飼うための準備
必要なものリスト

■キャットフード(総合栄養食)
年齢や健康状態、体重に合った「総合栄養食」を選ぶ
・子猫用/成猫用/シニア用などの区分あり
■食器(フードボウル・水飲み皿)
「割れない」、「倒れない」、「台形プラスチック」のものがおすすめ
・水はいつでも飲めるよう複数箇所に設置
・自動給水器も便利◎
■トイレ&猫砂
猫専用のトイレ容器と、使いやすい猫砂を準備。
・ふた付き or オープンタイプは猫の性格や年齢に合わせて
・中には、見られるのが嫌いな子もいるので、蓋つきトイレも準備してあげると
・砂の種類(紙・木・鉱物・おから等)は好みによりけり
■爪とぎ
爪をとぐのは猫の本能。家具を守るためにも必須!
・ダンボールタイプや麻縄タイプなど形状も豊富
・床置き、縦型、壁付けなど設置場所に合わせて
・猫にあったものを選び、気に入らなかったらすぐに買い替える
■ベッド・ブランケット
猫は静かで狭いところが大好き。
・冬はふかふかベッドや毛布、夏は涼感があるひんやりとしたものを使用
・落ち着けるスペースを用意
・洗濯が可能なものもあり
※洗う場合は洗剤のみで、匂いがなく、添加物が入ってないものを選ぶ
■キャリーバッグ
通院や災害時に必須のアイテム。災害を想定しておくのがベスト
・四角やドーム型、ソフトやハードなど、用途によって選ぶと◎。
・多頭飼いの人は、重ねられる四角のケースがおすすめ
・慣れないと暴れたり、ストレスになったりするので、慣れさせておくとスムーズに移動できる
■おもちゃ
遊びは運動不足・ストレス解消に効果的。
・猫によって好みがあるので、その子にあったおもちゃを購入するのが◎
・最初は猫じゃらしがおすすめ
・誤飲しないよう安全性に注意
・映えおもちゃは可愛すぎて、ついつい買いすぎることも!?
■ブラシ・コーム
抜け毛対策&スキンシップにも◎
・短毛種はラバーブラシ、長毛種はコームやスリッカーブラシなどで使い分けを
■爪切り
家庭で定期的にケアできるよう、専用の猫用爪切りを準備。
■首輪・迷子札(またはマイクロチップ)
屋外に出すのはおすすめしないが、万が一の脱走に備えてあると安心
・マイクロチップも動物病院で装着可能(登録必須)
・種類豊富で可愛く、おしゃれにも!
■ケージ(必要に応じて)
子猫や留守番のとき、来客時の隔離などに便利。
・縦長3段タイプだと上下運動ができて快適
・トイレやベッド、爪とぎ等も入れられるサイズがベスト
■補足:最初は揃いすぎなくてもOK!
猫には「お気に入り」があるため、実際に飼い始めてから好みに合わせて買い足すのもアリ。
病院にすぐ行ける環境かどうかでも変わってくるが、最低限、フードや食器、トイレや猫砂、シート・寝場所・爪とぎがあればスタートできる
COST
猫を飼う費用はいくら?
初期費用と月々の飼育代

初期費用(猫を迎えるときに必要なもの)
合計:約40,000〜100,000円程度
※譲渡・保護猫の場合は、譲渡費用にワクチン代・避妊代が含まれることも。
月々の費用(ランニングコスト)
合計:月額5,000〜13,000円程度
ワンポイントアドバイス
・安く済ませようとすると、フードの質が下がって将来的に病気のリスクが高まることも。
・反対に、高すぎるアイテムを揃えすぎても、猫が気に入らないこともあるので要注意。
・「必要最低限+猫の様子を見ながら買い足す」のが◎。
Gallery
人気な猫の種類図鑑
初心者でも飼いやすい猫は?
FAQ
猫を飼う不安を解消!
専門スタッフに聞くFAQ
猫を飼うとき、初心者が一番大事にすることは?
毎日しっかり観察してあげることです。
ごはんやトイレの様子、元気さなど、小さな変化を見逃さないようにしてあげましょう。
猫を迎える前に必要な心構えは?
猫は家族の一員。
子育てのように、長い時間を一緒に過ごす覚悟を持つことが大切です。
飼い始めの1週間で気をつけたいことは?
トイレの失敗がよくあります。
したそうなときに連れていき、できたらたっぷり褒めてあげましょう。
飼えなくなるケースって?
懐かない、ひっかくなどの問題が原因になることもあります。
焦らず優しく接し、しつけを工夫すれば解決できることが多いです。
初心者におすすめの猫の種類は?
短毛種がお世話しやすいです。
ただしブラッシングは欠かさずに。
子猫と成猫、どちらがおすすめ?
子猫はしつけしやすいですが、手間と愛情がたっぷり必要です。
成猫は性格が安定している子も多いです。
猫の年齢は人間だと何歳?
1歳で人間の約7歳にあたります。
成長はあっという間です。
ワクチンや健康チェックはどうすればいい?
子猫のときに2回のワクチンを。
成猫になってからも、定期的な健康チェックを続けましょう。
食事やトイレの意外なコツは?
猫はとてもきれい好き。
トイレはこまめに掃除してあげるのがポイントです。
長毛種と短毛種のお手入れの違いは?
長毛種は毎日のブラッシングが必須。
短毛種も定期的にお手入れしてあげましょう。
猫に散歩は必要?
基本的に必要ありません。
外は病気やケガのリスクがあるので室内で十分です。
猫はよく吐くって本当?
毛づくろいで飲み込んだ毛が原因のことが多いです。
ブラッシングや毛玉ケア用フードで予防しましょう。
暑さや寒さには強い?
個体差があります。
夏は26~28℃を目安に、快適な温度を保ってあげましょう。
費用はどれくらいかかる?
年間で10~30万円ほど。
病気に備えてペット保険に入るのも安心です。
猫を飼うと人生が変わるって本当?
本当です!
かわいさに夢中になり、我が子のような存在になります。
犬と猫を一緒に飼える?
相性次第で可能です。
最初はゆっくり慣らしてあげましょう。
多頭飼いのメリット・デメリットは?
メリットは猫同士が仲良く丸まる姿が見られること。
デメリットは毛や病気の管理が少し大変なことです。
猫アレルギーでも飼える?
反応の仕方は人によって違います。
掃除やケアを工夫すれば一緒に暮らせる場合もあります。
猫に与えてはいけないものは?
人間の食べ物は基本的にNG。
必ず猫専用のごはんをあげましょう。
去勢・避妊手術は必要?
必要です。
体が育った時期に、獣医さんと相談して受けるのが安心です。
これから猫を飼ってみたい人、飼い始めたばかりの人にメッセージを。
猫に触れる前や身の回りのものは、しっかり清潔にしておきましょう。
ただし、アルコール消毒は猫にとってよくないのでNGです。猫専用やペットに安全な方法でケアしてくださいね。
猫と仲良くなるために大事なことは、毎日のスキンシップです。
たくさんなでたり、一緒に遊んだり、「いちゃいちゃ時間」を楽しむことで、猫との信頼関係がぐんぐん深まります。
ペットフィールド新平和通り店について教えてください。
動物たちが過ごすゲージの中はもちろん、フロア全体を毎日しっかり消毒しているので、とても清潔で安心です。
初めてでも入りやすいよう、敷居が低く、誰でも気軽に立ち寄れる空間づくりをしています。
取扱の種類としては、普段なかなか見られない、ちょっと珍しい種類の子たちに出会えることもあります。
各フロアに専門スタッフが常にいるので、気になることはいつでも気軽に聞けて、しっかり答えてもらえる環境です。
SUPERVISED
監修

ペットフィールド新平和通り店
山梨県甲府市中小河原1-10-1
仔犬や仔猫をはじめ金魚やうさぎ・昆虫・鳥類・爬虫類など、あらゆるペットを取り扱う山梨県内最大級の総合ペットショップ。
広い店内には厳選された素敵な動物達とともに、家族となるペットの日用品やグッズが並んでいる。
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なお、本記事は取材と校正のもとで作成されました。記事の内容は2025年11月5日時点の情報に基づいていますが、最新の情報と異なる可能性があります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。
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