2025年11月24日富士河口湖町にオープンした「季乃香」。東京・神楽坂で人気を博した日本料理店が地元・山梨県に戻り、再スタートを切った。

富士河口湖町、さくら通り沿いで純和風の趣を漂わせ、静かに佇む「季乃香」。10年以上東京の神楽坂で腕を振るった日本料理店が、コロナ禍を経て地元・河口湖へUターン、2025年11月24日グランドオープンした。

靴を脱いで上がるスタイルの広々と開放的な空間が広がり、のんびり落ち着いて食事が楽しめる。

カレーランチが看板メニューということで、可愛いランチョンマットにはカレーに使われている野菜の一部がイラストに。お子様連れも多いことから、待ち時間も少し楽しくなるように…そんな思いが感じられて、思わず頬が緩む。自家農園でつくった野菜を中心に、20～30種類の地元育ちの野菜たちがカレーの旨味を後押しする。

カレーランチにはトッピングも自由自在！本日は、ヒレカツハーフに炙りチーズ、温泉たまごの豪華全部のせ♡「カレーって和食だったんだ！」と実感するほど、出汁の旨味に溢れる。鯛と牛すじの出汁をたっぷり使った、さすが和食屋さんのカレーだ。

トッピングのカツは1番人気で、このカツ定食は多くのファンを虜にしているそう。国産豚をブロックで仕入れ、自ら切り分けて、職人技で繊維をほぐし、驚くほどやわらかでジューシーなカツに仕上げる。
カレーに合う米を食べ比べてやっと行き着いたというごはんは、一粒一粒がしっかりとしていて、米本来の甘みが濃厚なカレーや炙りチーズと絶妙に調和する。

色鮮やかなピクルスや野菜チップスもすべて、自家製バタフライピーなどの天然素材による色付け。目でも楽しめる美しさが、さらに美味をランクアップ！

カレーランチは、自家製の赤紫蘇で手作りしたシロップをミルクでやお水で割った、オリジナルドリンク付きというのも嬉しい。

デザートには「季乃香のぷりん」を。クレームブリュレのような濃厚でまろやかな本格派の味わいに、幸福度もアップ♡

そのほか、神楽坂時代の大人気メニュー「あつあつ牛鍋定食」や各種カツ定食などが揃う。来春にはしゃぶしゃぶやすき焼きなどの宴会メニューで、夜営業も開始する予定とか。日常使いから宴会、接待まで幅広く利用できそうだ。