美しく雄大な自然に抱かれた西湖を湖上アクティビティ「HOBIE」での水上散歩を楽しみながら樹海をトレッキング、さらに富士山麓の食材を活かした「Restaurant SAI燊」でのガストロノミー体験など、自然と文化を「五感」で味わうツアーが2025年11月からスタートする。唯一無二の体験ができる「SAIKO Nature ＆ Gastronomy Stay」をひと足早くリポート！

2025年11月から西湖を舞台に、1泊2日の新たな滞在・体験型観光プログラム「SAIKO Nature ＆ Gastronomy Stay」がスタートする。まずはHOBIEでの水上散歩を楽しむべく、湖へ。足でペダルを漕ぐだけで前進し、手元のハンドルで方向転換ができるというなんともラクチンなカヤックなんだとか。

早速乗り込み、いざ出発～。全く負荷を感じず、スイスイ進む、進む。これは快適だ。神秘の湖から、世界遺産・富士山を感じる…はずが、本日は悪天候のため拝めず。
しかし、水面を吹き渡る風や鳥たちの姿、水のせせらぎ、鏡面反射する木々など、日常とは違った表情を魅せる自然と対峙しながら、五感が研ぎ澄まされていく。

西湖の自然と青木ヶ原樹海の歴史・文化に触れながら、HOBIEをおりて専門ガイドとともに樹海の中へ。
西湖の南岸をとりまく青木ヶ原樹海…溶岩の上のわずかな土に必死に根や苔を張る姿に、誰もが活力に満ちた生命力と自然の神秘を感じるだろう。大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐き出すと、そのスピードに合わせ思考もゆったりとしたものになる。そっと苔に触れてみると、樹海の土と苔の息吹とともに大地の鼓動が手のひらから伝わってくるようだった。

魅惑の自然と文化の体験プログラムはこれだけで終わらない。1日を締めくくるのは、「Restaurant SAI 燊」によるガストロノミー体験だ。清流の恵み、豊かな森で育まれた山菜やジビエなど、この土地でしか味わえない命の恵みを特別メニューで堪能する。メニュー表には「恵」「果実」「文化」「西湖姫」…など、まさに想像力をかきたてるワードが記されていた。

ひと皿目は、あの樹海の苔を敷き詰め「恵」を表現。手のひらには苔玉を模した鹿肉の香草コロッケを。しじみやあさりなどの貝の出汁と旨味に溢れた茶碗蒸しは、スープのように飲める。お酒を飲む人も飲まない人も同じ食卓で、同じもののシンパシーを感じられるようにと、ノンアルコールのぺリングも秀逸だ。

料理人でもあり猟師でもある豊島雅也氏が腕を振るう、薪火を巧みに使った革新的ガストロノミー。自ら山に入りとった富士北麓のジビエやキノコ、山菜などの深い味わいは、今日五感で体感した一つひとつのシーンを立体的に浮かび上がらせ、ジグソーパズルのようにつなぎ合わせていく。

〖HOBIEで水面を、TRAILで樹海を、SAIで土地の命を味わう ―〗1泊2日の「SAIKO Nature ＆ Gastronomy Stay」の旅は観光客のみならず、地元の人もぜひ体感してほしいインタラクティブなプログラム。富士山麓でのこの体験が感性や価値観をアップデートして、新たな明日を見せてくれるかも。

神秘の湖から世界遺産富士山を五感で感じる
「Saiko Nature & Gastronomy Stay」

【1泊2日ツアープログラム行程】
・DAY 1
13:00 現地集合、ブリーフィング
13:30 青木ヶ原樹海ウォーク
15:30 HOBIEでの水上散歩
18:00 ディナー体験@Restaurant SAI燊
22:00 星空観察

・DAY 2
07:00 HOBIE体験、湖上での朝食
10:30 山や森の恵みを紐解く
12:00 解散

【ツアー開催日程】
11月5日（水）～6日（木）
11月6日（木）～7日（金）
11月14日（金）～15日（土）
11月28日（金）～29日（土）
12月3日（水）～4日（木）

【プログラム概要と価格】
80,000円（税込）/1名
形式：1泊2日、滞在・体験型プログラム
販売開始時期：2025年11月～12月
各回定員：12名
最少催行人数：4名　
※参加人数が最少催行人員に満たないときは、催行を中止。詳細は、催行中止決定の際にご案内。

申し込みはこちら
https://tourismcontents.com/five-sense-saiko-tourism/top.html