築60年の古民家をほぼDIYでリノベーションした、レトロな雰囲気漂う「かもめ食堂」が2025年5月1日富士吉田市にオープンした。

手作りの美味しい居酒屋メニューが味わえるだけでなく、今夏にはゲストハウスもオープン予定とのことで、注目が集まっている。

場所は富士吉田市、北口本宮富士浅間神社近く。看板を目印に、坂の下には何とも味のある昭和レトロな佇まいが印象的な「かもめ食堂」が姿を現す。

靴を脱いで上がると、正面は夏にオープン予定の宿泊エリア、その右手が飲食エリアになっている。ほっこり和めそうなお座敷の奥には、おしゃれなカウンターBARも。
人生を旅するバックパッカーの店主・かもめさんが目指すのは「人×地域×世界 つながりの架け橋」となること。

飲食エリアでは、“観光客も地元の人も、美味しい料理を通じて気軽に繋がりが生まれる場所に…”と、日本食に山梨ならではの食材やお酒を加えて、自然に会話が生まれるオリジナルメニューを考案したという。

ランチの目玉は焼肉ライスバーガー！みんなが大好きな日本の定食をイメージして、テイクアウトでも食べやすいライスバーガーに。キムチやチーズトッピングすれば辛旨で、これはもうやみつきになる味だ。

夜の人気のお通し、ほうとうの麺を揚げた「ほうとうスティック」もテイクアウトできるので、食べ歩きにも◎♪
ポリポリとビスケットのように食べられて、腹持ちもよき。すりだねマヨとの相性も抜群だ。

ここはお酒を飲みたいところだけど、車のためグッと我慢…。自家製のクラフトコーラをお供に。山椒がパンチのあるアクセントになり、ピリリとした刺激がクセになりそう。

ほうとう麺を使って汁なし担々麺にアレンジしたランチメニューも。しこしことコシの強いほうとう麺に、花椒の痺れと豆板醤の辛みが絶妙だ。

カリカリザクザクの食感を溶岩に見立てた特製からあげは、こだわりの調味料を使ったオリジナルメニュー。台湾屋台でお馴染みのダージーパイみたいなお味なので、揚げたてのザクザクをぜひ食べてみて。

自由な発想を持った若き店主の挑戦はまだ始まったばかり。新たなゲストハウスのオープンまであと少し。山梨の魅力を発信する拠点として、今後ますます活躍が期待される。
「自由に楽しく面白く飛び回ります！」（店主・かもめさん談）。