富士山や甲府盆地が眺め、約116年以上の歴史を刻む「サントリー登美の丘ワイナリー」。
ぶどう栽培からワインの熟成、瓶詰めまで、すべてワイナリー内で一貫し、多くのファンを魅了するこちらのツアーが、2025年9月19日にリニューアル！プレミアムな体験へ進化したと聞きつけ、さっそく行ってきた♪

今回のリニューアルでは、2025年に完成した新しい醸造棟の見学が可能に。製造工程に沿ってコースを巡ることで、ワインづくりのストーリーや作り手の思いがより深く伝わる内容へとアップデート！
まず受付を済ませたら、バスに乗って展望台へ。目の前に広がる絶景と壮大な丘に、思わず魅了される。

丘は約50の区画に分かれ、土壌や日当たりの違いが実感できるのが嬉しい。1品種でも異なる区画で育てることで、その場所の個性を活かしたぶどうに変身！それぞれの原種を組み合わせる「アッサンブラージュ」を行い、ここだけのオリジナルワインを生み出しているんだとか。

続いて、日本を代表する固有品種「甲州」のぶどう畑を見学。一つひとつ丁寧に栽培する立派な甲州が、奥までズラリ！畑の中まで入れるので、“ぶどうに優しいワイン造り”にこだわるつくり手の技術や情熱が、身近に感じられる。

いよいよ新コースの目玉、「FROM FARM醸造棟」へ。

1階の最新プレス機でぶどうをしぼって3階へ運び、2階の巨大なタンクへ入れて醸造、発酵するという仕組みに。2階を中心に見学ができ、タンクを間近で見たり、3階での映像を観覧したりと、出来立てほやほやの醸造棟にワクワクが止まらない♪

醸造棟の後に向かうのは、熟成庫。扉を開けると、ワインのいい香り～。昔から変わらぬ空間にたくさんの樽が並ぶ「樽熟成庫」でテイスティングし、風味や香りすべてを手作業でチェック。
瓶に詰め、「瓶熟成庫」で寝かせてさらに旨味を凝縮させる。まるで異世界に迷い込んだかのようなフォトジェニックな熟成庫に、心躍る。

最後に、ショップ横のテイスティングルームで試飲。柑橘の香り漂う「登美の丘 甲州 2022」や深みのある「登美の丘 赤 時のかさね」、華やかでコクのある「FARM 登美の丘 プティ・ヴェルド 2021」、そしてぶどうに菌をつけ、糖度を濃縮した貴重な「貴腐ワイン」の4種類のワインが堪能できる。

4種類の中でも、はちみつのような甘みのある「貴腐」の香りに驚き！希少ワインが試せるのも、このツアーならではのポイントだ。
美味しさを追求した特別なツアーに、ぜひ参加してみては。
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