舞鶴城の東側に2024年3月10日オープンしたおしゃれコーヒー屋さん「rokuiro（ろくいろ）」。
「日常の一部に溶け込み、癒しと色を添える…」そんなコーヒー屋さんを目指し、“ロクイロにそれぞれのお客さまの色が加わり、なないろに輝く”。
「七色の最後の一色はお客様らしく…この場所にお客様がいらした時にロクイロは完成します」とオーナーの渡邊さやかさん。

白を基調にした店内には上品で洗練された雰囲気が漂い、どこを切り取っても本当にフォトジェニック!!
甲府の中心の美容室「Juno」のオーナーでもある渡邊さんは日頃から“記念になる瞬間のお手伝い”をする中で、ここでも様々な思い出のワンシーンがカタチになればと、内装にもこだわったという。

テーブル席のほか、壁に面したカウンター席もあり、各場所ごとに違った照明がそれぞれの空間を彩る。

メニューにも妥協を許さず、とことんこだわるのがrokuiroの流儀。お店で出すものはキャラメルからシロップ、ソースまで、そのほとんどが手作り。美味しいコーヒーとオリジナルスイーツが心豊かなひと時を約束する。

ランチにもなりそうなトーストは、ホワイトソースチーズとトマトチーズの2種類がラインナップ。今回はまるごとグラタンのように仕上げたホワイトソースチーズを。

まわりはカリッと中はもっちりとしたパンのはじっこまでぎっしりと具材がのり、チーズがとろける。しっとり柔らかな鶏の胸肉に、キノコやほうれん草、玉ネギなどの野菜たっぷり入ってボリューム満点なのに、ペロリと食べられちゃうのも手作りホワイトソースのなせる業だ。

味わいのバランスが秀逸のrokuiroのトーストは、スイーツのような美しい甘い系も大評判！
お店で炊いた自家製カスタードクリームのとろとろ食感と、甘酸っぱいいちごソースの素晴らしいマリアージュがこの上なく美味しい旋律を奏でる。まるで上質なフレンチトーストをいただいたみたい。

そして、イチオシのスイーツはこちら、南アルプス市のフルーツギフトショップ「HERNEST」とのコラボにより生まれたオリジナルバスクチーズケーキ！
とろっとろの濃密焼き芋の甘さをフル活用して、砂糖をグンとカット！…にもかかわらず、濃厚な甘みが口いっぱいに広がり、至福のスイーツタイムを堪能できちゃう。コクがあるのにもたれず、後味はむしろ軽やか～。

完成まで約3日間かかるという、手間暇かかったプリンも。ひと口食べればその差は歴然。すっとスプーンを入れた瞬間は昔ながらのかためプリンなのに、お口に入るとつるんとなめらか～♪かため派もやわらかめ派も唸らせる魅惑の逸品だ。

スイーツに欠かせないお供には、くつろぎのラテを。低温殺菌牛乳を使用したラテはコクがアップして、やわらかい甘みが浅煎り珈琲の風味を包む。

今後はゲストシェフによるイベントランチや夜営業など、様々な企画が予定されているそう。ロクイロ+1色で、どんな色にも輝けるrokuiro…私のヘビロテコーヒー屋さんになりそうだ。