癖のない鶏レバーパテや、塩味と甘味のバランスが優秀なブルーチーズのムースをはじめ、濃厚なスモーク香がたまらない燻製のナッツ、甘酸っぱいセミドライトマトとモッツァレラ、クミン香るキャベツなど、8種類もの前菜が色彩豊かに並ぶ。白にも赤にも合わせられるよう、味の濃さや酸味のバランスなどにこだわったプレートには、酵母が生きたナチュラルワインを。入れ替えが多いだけに、その時々の味わいをペアリングして楽しもう。

イタリア語で“悪魔のような”を意味するディアボロは、唐辛子が効いた辛いピザ。夏野菜の甘みや挽肉の溢れ出る旨味を感じられるくらいの程よい辛みで、夏にリピ多し！水分多めの自家製生地を石窯で焼き上げ、外側はパリッと、中はふんわりしっとりとした食感がまた格別。小規模醸造所で手塩にかけて造られたクラフトビールは、それぞれの個性が色濃く表現されるが、ディアボロにはレモン系の酸味で軽やかに飲めるピルスナーが鉄板の組み合わせのようだ。