松林軒豊嶋家 節分の伝統菓子『がらがら』 今年も販売スタート
松林軒豊嶋家
節分の伝統菓子『がらがら』
今年も販売スタート
Update:24.01.24
Release:23.01.18

2月3日は節分の日に、甲府中心エリアで縁起物として食べられる伝統菓子『がらがら』。
甲府市国玉の松林軒豊嶋家では、その事前予約がスタートし、1月中旬以降から店頭でも予約不要で販売開始される。
1832年創業の松林軒豊嶋家は、地元の人を中心に世代問わず愛され続けてきた老舗和菓子店。
伝統的な和菓子に加え、スイートポテトや夏季限定かき氷など、トレンドも取り入れた自由な発想のスイーツが人気だ。


年始はいつもがらがら作りに追われているという松林軒。
がらがらとは、甲府中心部で節分の日に行われる『大神宮祭』の露天に並ぶ縁起物で、一辺20cmほどの三角形の焼き菓子の中に鈴やおもちゃが入っている。
振ると”ガラガラ”と音が鳴り、その音に鬼が驚いて逃げ出すとされることから、大神宮祭では欠かせないアイテムなのだとか。

松林軒のがらがらに使用するのは、小麦粉、砂糖、水あめ、重曹のみ。
そこに風味と食感のアクセントになるようケシの実をふりかけ、銅板プレートでこんがりと焼きあげていく。

「がらがらを作っている間はひと時も目が離せない」と話すのは、7代目店主の鈴木さん。
というのも、松林軒のがらがらはなんとすべて鈴木さんの手作り!
ひとつひとつ焼き目を確認しながら、程よいタイミングで取り出し、冷めきらないうちにおもちゃを中に包みながら丁寧に整形していかなければならないそう。
これを毎年約900個も黙々と作り続けているんだとか。


完成品をさっそく大胆に割ると、中からおもちゃがいっぱい入った小包が!
男の子向けと女の子向けが選べるのも嬉しい。
おもちゃの詳しい内容は、実際に割ってからのお楽しみ♪

焼き菓子部分を食べてみると、サクッパリッと軽やかな食感!食材はシンプルながら、味わい深くてやさしい甘みがどこか懐かしい。
香ばしくてクセになる味わいだから、ずっと食べていられそう♪
添加物や過度な糖分は入っていないので、子どもが安心して食べられるのも嬉しいポイントだ。

「がらがらの魅力は、子どもも大人もみんな笑顔になれること」と語る店主の鈴木さん。
「私にとってがらがらは、和菓子職人としての原点です。自分自身幼い頃から毎年がらがらを家族で食べていて、「どんなおもちゃが入っているかな?」とワクワクしたり、食べながら団らんしたりしてきました。美味しくて、楽しくて、記憶に残るお菓子。それががらがらです。がらがらをきっかけに、家族みんなでいっぱい笑って福を呼び込んでもらえたら嬉しいです!」

松林軒のガラガラ店頭販売は2024年1月中旬頃から(予約推奨)。
電話・LINEで予約もでき、全国への発送対応も行っているので、遠方の家族や友人へのプレゼントにもおすすめだ。
※販売期間は2024年2月3日まで
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松林軒豊嶋家
住所 | 山梨県甲府市国玉町295-1 |
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営業時間 | 月~土曜日 9:30~18:00 日曜日 9:30~17:00 ※臨時休業あり ※天候、諸事情により変更する場合あり |
定休日 | 火・水曜日 |
URL | グルメ詳細 公式ホームページ |
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