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神山 奈緒子 | イラストレーター

甲府市出身 甲府市在住。
趣味は旅とはしご酒。
ワインと山梨グルメをこよなく愛す。
おひとり様、女子一人旅なんでもござれ!…の行動派なのに、ほんわかふわふわ。
アパレル勤務、小学校教員を経て、思い切って大好きだったイラストを描く道へどぶん!
現在、フードイラスト、似顔絵、wedding関連などSNSで大人気のイラストレーター。
PORTA内イラストで綴る街ネタエッセイ、10月連載スタート!
イラストで綴る街ネタエッセイ連載中!
→イラストレーター神山奈緒子が行く!街をぐるぐる
旅とはしご酒とイラストを描くこと!
“大好き”が繋いだ夢のカタチ
手描きの温かさを大切にしたイラストで、多方面から支持を得ている若き売れっ子イラストレーター・神山奈緒子さん。のほほんとした笑顔が素敵な癒し系。
やわらかな優しい画風は、まさに彼女そのものです。
小学校教員からの転身をはかり、1年半前に自らの好きな道に進むことを決断した神山さん。わずか1年半、インスタで話題のイラストレーターに。
現在は、数々の仕事を手がける多忙な日々を送っています。
そんな彼女のターニングポイントは…?
お仕事のことやこれからの夢など、エネルギー溢れるフレッシュなお話をおうかがいしました。
「こんにちは」。
差し出された名刺は、自身が描いた似顔絵付き!
さすが、そっくりですね!
思い立ったら海外に出かけ、自由気ままに路上で似顔絵描きをしていたこともあるという神山奈緒子さん。まさに、さすらいのイラストレーター!?
おっとりして見えるのに、実はバイタリティ溢れる行動派。そんなギャップが彼女の魅力でもあります。

日常だったイラスト描き

神山 奈緒子 | イラストレーター
もともと絵が好きだったという神山さん。学生時代は、花粉症の友達のティッシュボックスやバースデーカードなどにちょこっとイラストを描いてあげては喜ばれる…そんな単なる“絵が上手な女の子”だったとか。
「特別な才能があったわけでもないし、将来は美大に行きたいとか、そんな感じでもなかったんです」と、神山さん。
描くこと…それはなにも特別なことではなく、彼女にとっては歯を磨くのと同じくらい、毎日自然にしている日常だったのです。
気がつけば、いつもそこにあったイラストを描くということ。
日常の1コマをすぐスケッチ。
旅に行っても、行かなくても、見たこと、感じたこと、毎日の出来事を描く。
神山さんの日々はイラストで綴られていました。

今日からイラストで生きていく!

大学卒業後、東京でアパレル会社に就職するも、バイヤーとして多忙な毎日を送るうちに自分の何かがすり減っていくのを感じ、東京暮らしにピリオド。山梨に戻り、小学校教員として6年近く勤務したのち、ついにターニングポイントを迎えます。
「きっかけは父の死でした。闘病していたので覚悟はあったとはいえ、なんだか信じられなかった。人って、ほんとに死んじゃうんだなあって。死ぬときはあっけないなって。人生1回だけなんだから、やりたいことをやって生きていこう!って。自分の中で何かが変わった瞬間でした」。
やりたいこと、好きなこと、それはイラストを描くこと!
神山さんに、もう迷いはありませんでした。
大学では教育学部に在籍、ゼミで美術を専攻し、彫刻や陶芸、デッサンまで一通りの基礎は学んだとはいえ、絵を専門的に勉強したことはなかった神山さん。
イラストレーターってどうやったらなれるんだ??
いいや、名乗っちゃおう!
facebookに「今日からイラストで生きていきます」と投稿。
その日からイラストレーター・神山奈緒子が誕生しました。

仕事は「人」が繋いでくれた

まずは、インスタグラムに作品を投稿することからスタート。
「1日1絵」を自分の中で決め、アップ。
神山さんのやさしい手描きのタッチと、日常の風景を切り取った親しみのあるイラストが多くの人の目にとまり、注目されるのにそれほど時間はかかりませんでした。
「シンガポールから突然依頼がきたり、世界って繋がってるんだ!って実感できる、凄い時代になりましたよね!」。
趣味の甲府中心街でのはしご酒も、普段は知り合えない異業種の人を繋いでくれ、仕事面にも大きく貢献!
甲府市中央にある「PIZZA BAR NAPOLI」のリニューアルオープンのメニューフレームや壁画を任させる大仕事も舞い込んできました。壁面に描くのは、“はじめて”の大きさ!
タイルを貼ったりする作業中の大工さんに混じって、脚立に乗って描きながら、立体的アプローチに、大変さを上回るワクワク感で満たされたといいます。
「今までで一番大きな作品でした。緊張感はあったけど、本当に楽しかった。
建物が好きでよく描いていたので、旅行したときに印象に残っていたイタリアの街並みを中心に、スポーツバーのイメージにあったかっこいいフォントを組み合わせて構成しました」。
窓や戸の形や色、フォルムなど、建物はその国の気候や風土、文化を色濃く映し出しているという神山さん。
「だから旅行しては、その街並みを見て、違う文化や景色をイラストにするのが大好きなんです」。

たくさんの“はじめて”

“飲み好き”ならではのお仕事(!?)、地ビールフェスト甲府のグラスデザインも担当。
甲府駅北口から見える2018年の甲府の景色をぐるりと360度描きました。
「大好きなイベントに、大好きなイラストで関われる喜びでいっぱい!」と笑顔がこぼれる神山さん。
某コーヒーチェーンの15周年アニバーサリーのガラスペイントでは、3面ガラスに描くという“はじめて”を体験。特定の誰かではなく、道行く不特定多数の人に見てもらえる喜びを味わいました。
企業の設立記念VTRのイラストアニメーションの仕事では、イラストを描いて、そこに命を吹き込み、動かすという未体験の難しい作業に挑戦。“はじめて”のアニメーション制作となったこのVTRは、イラストとはまた違ったストーリーを感じる作品に仕上がり、人の心に見事に訴えかける、感動の一作となりました。

旅の途中

今年5月に発売されたモモハナプロデュース「甲州弁単語帳」のイラストも担当。
だんだん消えつつある、愛すべき甲州弁にスポットを当てたかわいい単語帳は、なんと英訳にも対応。山梨の新たなお土産としても注目です。
いろんな“はじめて”を地道に積み上げている神山さん。
「山梨に戻ってきてから、地元のよさに気づき、心が豊かになりました。美しい自然がこんなにも近くにあって、四季をしっかり感じられる。ワインもこんなに美味しいし、人と人との距離が凄く近くて心地いい」。
地元の素晴らしさを再確認した神山さんの、次なる行き先は…?
「山梨には、まだまだ素敵な人がいっぱいいて、おもしろいお店もいっぱい。
そんな山梨を、自分らしいイラストで綴って紹介する本を出したいな」。
自分らしさへの追及と、次々と生まれてくるやりたいこと。
今はまだ、旅の途中。
何も遠くへ行くことだけが旅じゃない。
心が自由なら、近くても遠くてもどこへでも旅することができる。
今日もどこかへ旅している神山さんの“はじめて”は、今も、そしてこれからも続きます。

神山奈緒子さん
お気に入りGourmet
発酵酒場 かえるのより道 甲府市 グルメ 居酒屋 1
発酵酒場 かえるのより道 甲府市 グルメ 居酒屋 2
発酵酒場 かえるのより道ハッコウサカバ カエルノヨリミチ
山梨では珍しい発酵酒場。発酵おつまみはどれもお酒にぴったり!
日本酒やワインの種類も豊富で、自家製の酵素シロップドリンクやレモンサワーも最高です。
おひとりさま大歓迎のお店なので、ふらりと訪れてカウンターで飲んでみてはいかがでしょうか?
わたしもよくひとりでいるので、是非カンパイしましょう!笑
NAOKO`s TOPICS
*最新LINEスタンプいまどきガール3リリース
*甲州弁単語帳(モモハナプロデュース)
540円で甲府のまるごとやまなし館、中央道境川上りPAで販売
*甲州ワニワニ娘の甲州弁スタンプ
単語帳からの定番30語に新ワード10語を加えた40語。
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