【御嶽昇仙峡をめぐるモデルコース / 山梨県】日本遺産のストーリーや成り立ちまで感じられる旅を2025年3月1日~お得な昇仙峡パス販売
Release:2025.02.26
【御嶽昇仙峡をめぐるモデルコース / 山梨県】日本遺産のストーリーや成り立ちまで感じられる旅を2025年3月1日~お得な昇仙峡パス販売

日本遺産とは、文化庁が認定した日本の文化・伝統を語るストーリーのこと。
今回は、この日本遺産に認定された“御嶽昇仙峡ストーリー”をめぐる注目のモデルコースの中から、水源信仰のストーリーを旅するコース「水晶採掘から宝石のまちへ。水晶今昔ストーリー」をご紹介!
まずは、水晶が溶けた水が流れ出たといわれる滝がある「板敷渓谷」へ。

荒川ダムの先にあり、お目当ての大滝まで行くには急な山道や道なき岩場、渓流にかかる狭い橋など、思った以上に過酷な道のりが続く。
大自然の空間で約30mからダイナミックに流れ落ちる大滝がやっとその荘厳な姿を魅せてくれたときは、思わず歓喜の声が漏れる。“水晶が溶けた水”という言い伝えが残るのもうなづける神秘的な雰囲気を醸す。
これはまさに隠れたパワースポット!午後2時ごろには美しい虹がかかることも。

次に向かうのは金櫻神社。ここは水源信仰発祥の地でもあり、かつては水晶が採掘されていた金峰山を御神体とする。
金峰山の五丈岩は神霊の宿る岩として厚く信仰されてきたが、なかなか金峰山までの道のりが険しいため、山麓に「里宮」、山頂には「奥宮」がある金櫻神社を多くの人が訪れたという。江戸末期に京都の水晶加工職人が金櫻神社の神官に水晶の研磨技術を教えたことがきっかけで、それを神官が地域の人に…と昇仙峡から甲府へと広まっていった。
御神宝は700年以上前の研磨技術によって仕上げた火の玉・水の玉。御朱印は大きな水晶で作られているのも見どころだろう。


昇仙峡のメイン通りとなるのが、こちら水晶街道。シンボリックな水晶の大噴水「クリスタルファウンテン」の周辺には、ほうとうをはじめ、様々な飲食店や天然石のお店が立ち並ぶ。

中でも、昇仙峡の人々の生活を向上させるため、道を切り開いた長田円右衛門の足跡と、水晶の歴史を学べる「円右衛門伝承館」では昇仙峡で唯一、宝石の研磨体験も。好きな水晶を選んでカットし、磨いてお持ち帰りできる。
こうして研磨技術が伝わっていったのかと思いながら体験してみると、感激もひとしお。


ロープウェイで昇仙峡の絶景美を楽しみながら山頂へ。目の前に広がる山々の景観や壮大な富士山を一望する景色は圧巻!ロープウェイを使わずに下山する麦坂道も。

最後は甲府駅に戻り、「山梨ジュエリーミュージアム」を見学。
山梨の宝飾品加工生産の歴史を学びながら、実際の美しい多彩な作品を鑑賞することができる。また土日祝日には実演や体験プログラムもあるそう。
宝飾産業の出発点からどのように水晶工芸が発展していったのか、そして受け継がれていく技術によって現在に至るまでが、このストーリーを追う旅によって繋がっていく。様々な観光スポットが「点」ではなく「面」となり、昇仙峡が単なる絶景美としての魅力から水晶信仰のストーリーの中で息づくだろう。
このモデルコースを参考に、マイカーや周遊パスを使って、ぜひ自分たちでテーマを決めた観光が楽しんでみては。
モデルコース2「水晶発掘から宝石のまちへ。水晶今昔ストーリー」(約6時間10分)
<主なスポット>
・板敷渓谷、板敷大滝
・金櫻神社
・水晶街道
・水晶研磨体験(昇仙峡物語 円右衛門伝承館)
・昇仙峡ロープウェイ
・山梨ジュエリーミュージアム
<日本遺産御嶽昇仙峡パス>
①甲府駅~昇仙峡エリア間の山梨交通路線バス往復乗車代
②昇仙峡ロープウェイ往復乗車代
利用期間/2025年3月1日(土)~2026年3月31日(火)
販売/2025年3月1日よりJR甲府駅南口 山梨交通駅前バスカウンターにて※現金のみ
2025年4/1~11/30…甲府駅-昇仙峡滝上 大人3,400円・小人1,750円
2025年12/1~2026年3/31…甲府駅-昇仙峡入口・天神森 大人2,700円・小人1,350円
※12/1~3/31の期間は路面凍結より、昇仙峡入口・天神森~昇仙峡滝上間は運行休止
昇仙峡STORY | 日本遺産体験 周遊ツーリズム事業
https://shosenkyo-story.jp/
モデルコース詳細はこちら
https://shosenkyo-story.jp/?kd=mc


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なお、本記事は取材と校正のもとで作成されました。記事の内容は2025年02月26日時点の情報に基づいていますが、最新の情報と異なる可能性があります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。