笛吹市の閑静な住宅街に2024年4月26日オープンしたおにぎりのテイクアウト専門店「おにぎりはちたすはち」。
お米ソムリエ、白米ソムリエの資格を持つ藤田さんがご夫婦で営む小さなおにぎり屋さんだ。

「米」という漢字からインスピレーションを得た“八+八”（はちたすはち）という店名やこのロゴ…よく見ると一番上はお米がたってる～！

そう、こちらはそんなロゴからのイメージ通り、お米にこだわった昔ながらの素朴なおにぎりがズラリと並ぶ。“冷めても美味しい”お米を半年以上も探し続け、いろんなお米をブレンドしてみたり、試行錯誤を繰り返したという。
そしてついに巡り合ったのが富士吉田市産ミルキークイーンのパイオニア「美富士の夢来ゴールド」！冷めてもやわらかく、もちもちとしていて、塩むすびにもピッタリ♪

心を込めて一つひとつにぎったおにぎりは、甲州小梅やおかか、こんぶ、鮭、明太子にツナマヨ…と奇をてらわない定番だけど、誰もが愛してやまない具材ばかり。だからこそ、お米の美味しさと手間暇かけた深い味わいが光る。

鮭もフレークを使わず、丁寧に炙り焼きしてほぐしているという。そんな手仕事が旨味を格段にアップしてくれるのだ。
こだわりのごはんは口の中でふわりとほぐれていくが、粒感がしっかり残り、もっちりと甘い。鮭の塩味も強くないからこそ、お米の美味しさを直に感じられる。

おかかは塩山にある料亭「Washoku 大澤」がこの米に合うようにオリジナルに作ってくれた特別なものなんだとか。風味もよく、やさしい甘さの味付けがお米の甘さと溶け合い、お互いを引き立て合う素晴らしいコンビネーションに拍手！

からあげやポテサラ、きんぴらなどのお惣菜も。米粉で揚げたからあげは独特のサクサク食感にハマりそう！“藤田家のポテサラ”はご主人の実家でずっと守り続けてきた“おふくろの味”で、珍しいセロリと玉ねぎ入りの和風テイスト。シャキシャキ食感がたまらない～。

木の温もり溢れる正面の外壁は1枚1枚手作業で職人さんたちがやすりをかけ、約300枚を色や年輪の組み合わせを考えながら貼り合わせたという。
「ここには愛がいっぱい詰まっているんです」と笑う藤田さん。
愛が詰まったお店で、愛をこめて今日もおにぎりをにぎる。はちたすはちは無限大の愛！