中央市「若宮」の交差点のところのテナントの一角に、豚もつ煮定食専門店「とらきち食堂」が2024年2月23日オープン！「豚もつ煮定食」1本で勝負する専門店ということで、これは期待度が高まる。

カウンターとテーブル席の清潔感溢れる店内は決して広くはないが、心地いい雰囲気が漂う。ゆくゆくは券売機を置く予定とのことだが、現在はテーブルでオーダーするシステム。

メニューは豚もつ煮定食のみで、ごはんの大盛りやもつ煮込みの大盛りが選べるほか、+100円で頼める“本日のちょこっとシリーズ”なるものも！本日はもつカレーとのことで、こちらもオーダーすることに。
豚もつ煮はもちろんのこと、お味噌汁も大根のハリハリ漬けもカレーもすべて手作りというこだわりようだ。

14時半のクローズから夜はずっと仕込みに追われるという通り、やわらかな絶品豚もつ煮は丁寧な手仕事の賜物!!ひと口食べれば、白味噌ベースの上品な味わいに舌がとろけ、心がほぐれていく。

国産豚大腸をじっくり煮込んだこの豚もつ煮、居酒屋を営んでいたお父様直伝の味を店主流に女性ならではの視点で、あっさりと食べやすくブラッシュアップしたものなんだとか。
「豚もつって見た目だけでずっと嫌いだったけど、父の豚もつ煮を食べたら本当に美味しくて、衝撃的で…。それから大好きになったんです」（店主談）。

こちらのごはんは、これで普通盛り300g。最初は食べられるか!?と思いきや、新鮮で肉厚な豚もつ煮のとろっとしたやわらかさとまろやかな味わいに、ごはんが進む、進む～。
お米はさっぱりとした甘みの山形コシヒカリ、またはツヤツヤしっとりの会津米を使用し、ふっくらと炊きあがった白米が美味しすぎるのだ。

“本日のちょこっとシリーズ”はカレーやキムチ、ポテトサラダ、マカロニサラダなどがその時々でラインナップし、すべて自家製！給食調理員の経験をもつ店主のカレーは、どこか懐かしくほっこりとする甘口カレー。
モツとの相性も抜群だ。唐辛子粉以外すべて国産にこだわった手作り白菜キムチは500円でテイクアウトできるほか、豚もつ煮込みやもつ煮弁当も持ち帰り可能。
女性店主が作る、臭みゼロの優しいマイルドな豚もつ煮定食にハマりそうだ。