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Release:24.01.26

cafe ハネノハ
~心の羽

cafe ハネノハ 1

〇月×日

「ほんと、カンカンってぶれないよねー」。

昔からよく言われるけど、そのたびにちょっと違和感を覚える言葉。

「折れない・曲がらない・ブレない」なんてもう昭和時代の美徳で、今はうだうだグダグダゆらゆら曲がったりしなったり揺れたり…そんなほうがずっと素敵だなって思う。


ヨガでも目をとじてバランスポーズをとる時、必ず先生が「揺れてもいいんです。揺れている今の状態に気づき、受け入れ、その感覚を楽しみましょう」って言ってるし。

cafe ハネノハ 2

そんなことを思いながら河口湖へ向かっていたら、今日の富士山は格別に美しかった。

何があってもずっしり構えていて、どんな姿でもブレない美しさを放っていた。

cafe ハネノハ 3

そして、たどり着いた先はここ「cafe ハネノハ」。赤いガーデンパラソルに碧色の洋館が映える一軒家カフェ。

cafe ハネノハ 4

店内に入ると、鮮やかで深みのあるウォールナット色と壁の碧色、多国籍なインテリアが独特の風合いを醸し出す。

トルコやタイなどアジアからヨーロッパまでの様々なアンティークや自然素材でDIYした家具、たくさんの古書が並ぶ大きな本棚…異文化が交差する癒しの空間だ。

cafe ハネノハ 5

ずっと前に、ある設計会社の社長が「アンティークやヴィンテージは異国のものや異素材を組み合わせても不思議としっくり馴染む。それはきっと根っこが一緒だからかな」と言ってたっけ。

脈々と受け継がれていった文化や時代の波、そこに透けて見える職人の思いや技術、傷のつき方や色褪せ方から感じる持ち主の息づかい…。

ものによっては100年以上壊れることなく、誰かの手から手へと渡り続けてきたと思うと、なんて素敵な奇跡なんだろう。

cafe ハネノハ 6

私の特等席は、本棚を背にしたソファ席。深い海のような、シャガールの描く夜のような、心惹かれる“碧の世界”を見渡せるから。

cafe ハネノハ 7

“ハネノハ”のロゴの羽には根っこが…。羽のように上へ上へ上昇するだけでなく、しっかりと大地に根を張り、グラウディングしているのだとか。

その日その時だけの癒しじゃなくて、大地とのつながりを持ち、エネルギーを安定させてすっきりとリフレッシュできる場所になれるように…、そんな店主の想いが込められている。

cafe ハネノハ 8

私もお目当ての蕎麦粉100%のガレット「ガーデナーズ」でエネルギーチャージ!

サラダ感覚でモリモリ食べられるヘルシーガレットは、蜂蜜入りのスイートバルサミコがコク深い甘酸っぱさで、ひと口食べれば芳醇な味わいに満たされていく。

クリームチーズが全体をまとめ上げ、食事としてのガレットをワンランクアップ!

cafe ハネノハ 9

コーヒーにもこだわり、その年に収穫された最高グレードの豆を日本に数台しかないというスーパー焙煎機で挽いた生珈琲豆を使用する。

デザートには、大好きなラテ・マキアートとブラウニーを。

こちらのラテ・マキアートは、美しいグラデーションを愛でられるようにとグラスで提供される。

ラテ・マキアートならではの層を目でも楽しみながら、穏やかでやわらかな味わいを堪能する。ん~、まさに至福の時間だ。

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ハネノハのブラウニーは小麦粉の代わりに蕎麦粉で、オーガニックチョコに平飼い卵を使った、とってもヘルシーに罪悪感なく食べられるスイーツ。

くるみがザクザク入って、食感も◎!

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自分が心地いいと思える空間に身を置き、大好きなものでお腹を満たす。それが私のリラックス法。

そして、心の羽はいつでも自由にふわふわと舞い、どこへでも行けるように。

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ブレないことが大切なのではなく、むしろどんなにブレてもまた戻ることの方が大切なんだ。

“cafe ハネノハ”が気づかせてくれた羽の根っこは、自分軸の譲れないもの…きっと迷っても迷っても、また戻れる原点のようなもの。

だからこそ、心の羽はいつでもどこまでも飛ばせるんだね。

cafe ハネノハ 13
cafe ハネノハ 外観

cafe ハネノハカフェハネノハ

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町長浜166-1
TEL 0555-28-4096
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この記事をかいた人
名前:カンカン

料理と器とワインをこよなく愛するママ編集者。
性格がおおざっぱなため、お菓子作りは失敗しがち。
最近は酵母菌を我が子のように可愛がっているらしい。

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