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2020年12月25日

想いを伝える料理研究家 宮田明美さん

プロフィール

南アルプス市出身、笛吹市在住。料理研究家。
2020年4月「やまなしの食」新レシピコンテスト最優秀賞受賞。
調理師免許取得、文部科学省認定家庭料理技能検定1級、女子栄養大学食生活指導士®1級。
2019年より食生活改善推進員として活動。
9歳男児のママ。
コロナ禍にできることを…
県産食材レシピで元気を届ける
2020年春、「やまなしの食」新レシピコンテストの一次、二次審査を経て、「やこめバーガー」のレシピで最優秀賞を受賞。これをきっかけに、「料理研究家」として歩む!と公に決意したという宮田明美さん。
宮田さんが考案した「やこめバーガー」ってどんな味がするんだろう?どうやって、このレシピを思いついたんだろう?
そんな好奇心に胸を躍らせ、宮田さんのもとへ。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
「父方の祖父が鰻店を経営していたことから、活きがいい鰻を目打ちしてさばく様を幼い頃に目の当たりにし、当時はかなり衝撃を受けました」という宮田さん。
でも、その蒲焼きの美味しさといったら…。美味しい蒲焼きを口にしながら、みんなが笑顔になる様子もまた、幼い宮田さんの印象に残るワンシーンでした。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
“美味しいものはみんなを笑顔にする”
大切な命をいただくということの意味、そして、美味しいものを食べる楽しさを自然に習得できる環境で成長した宮田さんが、料理研究家という道を選ぶことになったのも、決して偶然ではないのでしょう。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん

創造する楽しみとともに

宮田さんの中学生文集には、同級生が選んだ様々なジャンルのランキングページで、「料理が上手な人」第1位に宮田さんの名前がありました。
それから料理への情熱はどんどん増していき、高校では、今までなかった家庭科部を立ち上げたほど。
独身時代には、スイス、チューリッヒにある老舗の日本食レストラン「SALA of TOKYO」で 接客として働きました。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
海外で学んだ日本料理。
「ヨーロピアンに質問されることも多く、母国の食を客観的に見直すきっかけになりましたね。本当にいろいろ勉強になりました」。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
ホテルのレストランや居酒屋、ケーキ屋、料理教室のアシスタントやホテルのレストランなども経験し、結婚後、本格的に料理コンテストにのめり込むようになっていったといいます。「創作料理を考えるのがとても楽しくて…。これとこれを組み合わせたら…おいしいしかないな!とかひらめくんです」。
様々なコンテストを見つけては応募し、宮田さんの発想豊かなオリジナルレシピは、数々の賞を受賞。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
宮田さんの料理への意識が変わり始めたのは、出産がきっかけでした。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん

やこめバーガーに想いをのせて

「育児は楽しい反面、大変でした。赤ちゃんの時から肌がカサカサで乾燥肌だったり、2歳半くらいからピーナッツアレルギーがあったりで、素材をすごく気にするようになったんです」。
細かく記された育児日記を眺めながら、当時を振り返る宮田さん。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
それまでのアイデア溢れる斬新で美味しい創作料理から、素材一つひとつに気を配り、どんな人にどんな環境でどのように育てられたのかまで知りたいと思うようになったのだとか。
時には産地にまで赴き、生産者の方々の話を聞き、造り手の想いや情熱、計り知れない苦労を知ることで、料理に深みが増し、もっともっと楽しくなった宮田さん。
そしてたどり着いたのが、昔ながらの地元の伝統行事食と地元産食材。
山梨の郷土食を改めて考えようと開催された「やまなしの食」新レシピコンテストの公募をきっかけに考えついたのが、やこめバーガーでした。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
やこめは山梨の郷土食で、田んぼの豊作を祈る行事の際の供物。
と同時に、焼米の呪力により子どもたちが健康に育つようにと、村の子にも配られていました。
古来から「生命力と魔よけの力が宿る」と言われている大豆ともち米で炊いたやこめですが、意外にも認知度は低め。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
「つやつやのもち米と甘く香ばしい大豆がふっくらと炊き上がり、こんなに美味しくて健康的な郷土食をもっと広めたい」と宮田さんは思いました。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
「ちょうど子どもがファーストフードを食べたがった時期だったので、やこめを使って子どもでも食べやすいファーストフード感覚のものを考案できないかなって」。
レシピにはできる限り、県産の素材をたくさん使う!…これが宮田流。
甲州富士桜ポークのカツでやこめとキャベツで挟んで、子どもが大好きなバーガー風に。
このレシピがコンテスト最優秀賞を受賞!!
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
「ソースに使用するマスタードやぶどうジャム、赤ワイン、柚子(レモン)も県産にこだわりました。
ふえふきマスタードは未熟ぶどう果汁を使った昔ながらの製法。休耕地を無くしたい想いも込められています。
桃の花と黄色い花々、青い空の景色が浮かんできます!ぶどうジャムは山梨ならではの桃やすもも、サクランボなどでアレンジも楽しめますし、赤ワインは山梨だからこそ。子どもが食べる場合は勝沼醸造の葡萄果汁を使います。
太陽の光をたっぷり浴びて育ったぶどうそのものの自然な甘みと爽やかな風味が最高です」。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
柚子は富士川町のものを使うが、時期によってはレモンで代用。
「山梨市の矢崎桃店のレモンは、無農薬で安心して皮まで食べられます。寿命を迎えた桃の木を薪として使いストーブの燃料に。肥料にもこだわり大きなレモンが収穫されます」。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
「私の考える〝やこめバーガー〟は山梨県産の安心&安全な食材とで作るレシピです。そのためには材料で使用する農家さんなどに足を運んでお話を伺っています。
ひとつひとつの想いやストーリーを知り、〝やこめバーガー〟に想いをのせて広がりを楽しみたいと歩みはじめました」。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん

料理研究家としての道

「お料理に対する熱意、技術はあるものの まだまだ未熟者です。しかし私のやり方で楽しみながら料理研究家としてやっていこうと決めています。人と比べるのではなく、自分自身に目を向けて」。
キッチンに立つ宮田さんの隣には、息子さんの姿が。
食べる人に笑顔を届けたい…そんな宮田さんの料理魂は、息子さんにもしっかり受け継がれているよう。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
「個人的には表だってスピード感を持ち活動するより今は縁の下で力を発揮していきたい。お仕事より子どもとの時間を楽しみたい…。
でも反面、子どもの貧困や食品ロス、野生動物被害。豊かな心を育む郷土料理のこと。食に無関心で、何でも口にすれば良いという人…。
そんな現状を知り、私が熱意を持ち、やらなければいけないのではないかと」。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
子育てをしながら、料理研究家としての道を選んだ宮田さんの、宮田さんにしかできないこと。
「私に出来ることは微力なんですが、少し違った方向から頑張りたいと思っています」。
関わって下さった方に学ばせてもらいながら、【食を通して笑顔の”甲斐輪”】に少しでも繋がっていけたら嬉しいです」。
これからも、宮田さんの身体と心を育む愛に溢れたレシピがたくさんの人を笑顔で包んでくれることでしょう。
想いを伝える料理研究家 宮田明美さん
県産食材で安心安全!
~子どもに食べさせたい「やこめバーガー」レシピ~

詳細はコチラから(姉妹サイトMomfulにリンクします)
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