− キャラ玉 −

深まる秋とともに、季節の移ろいの機微を感じさせてくれる芸術品、秋の玉菓子「キャラ玉」。キャラメルのほろ苦さとコク深い味わいをバージョンアップし、2025年10月23日から販売をスタートする。

前年同様に、「清里ミルクプラント」の「さけるチーズ」の製造過程で大量に出て廃棄されてしまう“ホエー”から手づくりした、自家製“ブラウンチーズ”を餡にも羊羹にも加えている。このブラウンチーズの出来栄えが今季は驚くほど優秀だという。昨年よりもねっとりとしたチーズ感の強いものに仕上がり、より滑らかで濃厚な味わいに。

自然豊かな場所で丁寧につくられた清里ミルクプラントのチーズ。そんなチーズの固まらなかった部分がホエー。栄養価が高くて美味しいのに廃棄されてしまうなんてもったいない！と、試行錯誤しながらホエーから手づくりしたブラウンチーズの美味しいことと言ったら！そのままでも美味しいブラウンチーズを餡にも羊羹にもいれ、キャラメル×チーズの化学変化を楽しめるのが、このキャラ玉なのだ。

砂糖をゆっくり焦がしながら生クリームを加え、丁寧に煮詰めたベースとなるキャラメルだけでも手がかかるのに、さらにホエーからブラウンチーズを手づくりするとは、本当に考えられないこと。たくさんの人の手仕事から生まれた、この深みのある美味しさを未来へと繋いでいく「澤田屋」は、まさに文化の担い手だ。

さらに、キャラメル餡にはシチリア産ヘーゼルナッツ、スペイン産アーモンド、長野産和ぐるみを香ばしく煎って刻み、あえて歪な味わいで食感と香ばしさの調和を楽しんで。

チーズの深みをより感じられるキャラ玉のコク深い旨みは、今秋も多くの人を魅了するだろう。程よい塩味とキャラメルの香ばしさに加え、黒糖のようなミネラル感も…。
別添えのキャラメルソースにも、濃厚な清里ミルクプラントの低温殺菌牛乳を使用。まずはソースをかけずに、その後ソースをたっぷりとかけて。

色づく葉っぱを愛でる昼下がり、頬を撫でる風がひんやり感じる夕暮れどきの、忙しない日常の中でふと思いを馳せるほんの僅かな心の余裕…。ホエーのこと、チーズのおもしろさ、新しい美味しさ。長い歴史の中で育まれた伝統と革新の中で、一つのお菓子をとりまくさまざまな物語に心を寄せて。キャラ玉と共に、より豊かで濃密な秋のひと時をぜひ。

※オンライン販売（毎日数量限定）もあり
※販売は11月下旬までの予定だが、数量限定のためなくなり次第終了。