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2019年8月23日

Katsunuma縁側茶房
~愛すべき理由~

〇月×日

とにかく「映え」への貪欲さがすごすぎるJKの我が娘。

“かわい~い!”とか“おしゃれ~!”とかじゃなくて、心に彩りをプラスしてくれる、そんな本当の意味での「映え」を体感させてあげようと、勝沼の茶房へ。

Katsunuma縁側茶房 写真1

週末だけ開く小さな古民家カフェ。

細い小道を抜け、ぶどう畑の中をぐんぐん上っていくと見えてくる。

「まだ~?」「すごいとこまで来るねぇ」と娘。

ここまで来た意味は、きっとあとになってからわかるだろう。

Katsunuma縁側茶房 写真2

縁側に腰をかけて、ゆっくりと憩う。

自分だけの秘密の場所にしておきたい…。そう思いながらも、築150年の素敵な隠れ家は思わず誰かに話したくなってしまう、そんな矛盾に満ちている。

Katsunuma縁側茶房 写真3

ぶどう農家ならではのカフェで飲むなら、やっぱり自家製ぶどうジュース飲みくらべセットかな。

左からサニールージュ・ベリーA・デラウェア。品種ごとの違いを味わえるという何とも贅沢なセット。

Katsunuma縁側茶房 写真4

美しい色合いのぶどうジュースにテンションの上がった娘。

ガブリと飲んだ第一声「ママ!これ、お酒‼」。

Katsunuma縁側茶房 写真5

だから~、おいしいぶどうジュースはワインのような芳醇な香りと味わいがするものなのよ…。まるで黒糖を思わせるこっくりとした甘さのベリーA 、貴腐ワインのような深みのあるサニールージュ、デラ特有の心地よい酸味のあとには優しい甘みが畳みかける。

※ちなみに娘の感想は「かりんとうの味がする」など採用できないコメントのため、割愛。

Katsunuma縁側茶房 写真6

看板メニューは、季節のパフェに、季節限定ぶどうのピザ!

Katsunuma縁側茶房 写真7

今日は車だからワインは飲めないけど、とりあえずおつまみ2種はオーダー。

生ハムの塩気にジューシーな桃の甘さがプラスされたサラダ。外側をパリッと焼いたパイ生地をコーンの自然な甘みがほんわか包み込むキッシュ。どちらも私の大好物!

こんなおつまみで、ワインが飲めないなんて…(涙)。

Katsunuma縁側茶房 写真8

娘のお目当てはぶどうのピザ。

生のぶどうと半生ドライフルーツのぶどうを使い、バリエーション豊かな食感と味に心躍る。

Katsunuma縁側茶房 写真9

濃厚なゴルゴンゾーラが香る、ちょっと大人の味わい。

ピザを食べては、ワインのようにぶどうジュースを飲む娘。これは酒豪になりそうだ…。

Katsunuma縁側茶房 写真10

締めには桃パフェをシェア。新鮮な桃がゴロゴロ。そしてすもも、アイス、すもものピューレ、コーンフレーク、ゼリーと、底までぎっしりとお楽しみが続く。

Katsunuma縁側茶房 写真11

いつもなら絶対コーヒーを最後に頼まずにはいられないのに、この日は桃パフェのフィニッシュに大満足してしまった。

娘との久々とのデート。

女同士だからこそ共有できる魅惑の時間。

Katsunuma縁側茶房 写真12

「映え」もいいけど、古くから脈々と受け継がれる歳月と年輪の中にこそ、「映え」を上回る真の輝きのタネがある。

Katsunuma縁側茶房 写真13

そのタネはこんなに身近にあったと、娘もいつの日か気づくだろうか。

「このカフェができたきっかけ、なんだと思う?」

この話の続きは…

また、ぶどうパフェを食べに来たときにね。

Katsunuma縁側茶房 写真14
お店の情報はこちら
Katsunuma縁側茶房
-甲州市
Katsunuma縁側茶房 甲州市 勝沼町 カフェ 喫茶 1
ぶどう畑の中にある築150年ほどの古民家カフェ。おばあちゃんちのような懐かしいほっこりした雰囲気で…
この記事をかいた人
名前:カンカン

料理と器とワインをこよなく愛するママ編集者。
性格がおおざっぱなため、お菓子作りは失敗しがち。
最近は酵母菌を我が子のように可愛がっているらしい。

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