Update:22.12.26

子育てに悩むママから感動の声続々!育児に疲れた心に寄り添う詩
子育ては正直楽しいばかりじゃない。
不安になることもたくさんあるし、助けを必要とする時に、家族や周りの協力が十分に得られないことだってありますね。
子どもは可愛いけど、ママも母である前にひとりの「人」。
ストレスも感じるし、精神的に追い詰められたり、逃げたくなることも。
子育てでしんどいとき、うんざりしたとき、落ち込んだとき、ぜひこの詩を読んで心をリセットしてくださいね。
独身の頃
ヒールの靴が好きだった
お酒は苦手だったけれど友達と過ごすお酒の場の楽しい雰囲気が好きだった
好きな音楽はミスチルでいつもウォークマンに入れて好きな時に聴いていた
電車の中でゆっくり本を読むのも好きだった
お風呂では半身浴をして
美容院には2ヶ月に1回は必ず行っていた
お化粧するのも好きだった
1人で行く映画館が好きだった
流行りの雑誌を買い
流行りの曲を聴き
流行りの服を着て
流行りの場所へ好きな時に出かけた。
そんな私は 今
泥だらけのスニーカーを履き
子どもたちの着替えやオムツが入った大きなバックを肩にかけ
ちゃんとした化粧もせずに
髪を一つにくくり
毎日
子どもたちの手を繋いで公園へ散歩に行っている。
聴く曲はミスチルからアンパンマンマーチに変わった。
眺めているのはファッション雑誌から
子どもの母子手帳や幼稚園からの手紙に変わった。
考えていることは
今日の夕飯のメニューと
長女が幼稚園から帰ってきたあとのおやつ、お風呂、夕飯の流れの確認。
今日の天気で洗濯物が乾くかどうかと
明日の長女の遠足が晴れるかどうか。
最近眠くなると激しくぐずる長男を昨日つい怒ってしまったから
今日は早く寝かせてあげよう。
今日は怒らないでおやすみをしよう。
そんなこと。
毎日 押し流されるように迫ってくる日常があるから
キレイに片付いた部屋も
大の字で朝まで眠れる夜も
ゆっくり塗れるマスカラも
なんだかもう思い出せない。
そう。
思い出せないから
私たちは つい 忘れてしまうのだ。
この毎日が
ずっと続かないということを。
1人でゆっくりお風呂に入れるようになったら
湯船の中 あなたと向き合い数を数え
柔らかく響いたあなたの声を
私は思い出すのでしょう
1人で好きなだけ寝返りをうち眠れるようになったら
どこまで寝転がっても隣にいないあなたのぬくもりを
私は探すのでしょう
好きな音楽のCDを好きなだけかけられるようになったら
この部屋の中に溢れていたあなたの笑い声を思い出して
私は泣くのでしょう
好きなだけお化粧に時間をかけられるようになったら
私の洋服をひっぱり
膝の上によじ登り
私のやることなすことをお邪魔してくるあなたのその小さな手を思い出して
私は泣くのでしょう
好きなだけヒールが履けるようになったら
笑い転げるあなたを追いかけて走り回り
泥だらけになって遊んだあの空を思い出して
私は泣くのでしょう
自分とパパの洗濯物だけを回す日々が訪れたら
砂まみれの靴下も
おしっこを失敗したズボンも
牛乳をひっくり返したシャツも
洗濯カゴにないことを知って
私は泣くのでしょう
あなたの足音がしない部屋の掃除機をかける日が訪れたら
粉々になったビスケットの食べこぼしも
小さなおもちゃの部品も
あなたの細い柔らかい髪の毛も落ちていないことを知り
私は泣くのでしょう
1人で好きなことを
好きな時に
好きなだけ出来るようになったら
どんな時も「ママ」「ママ」と私を呼び
どんな時も私のことを探しているあなたの姿を思い出して
私は泣くのでしょう
一体いつまであるのかな
一体 いつまでここにいてくれるのかな
そして
そんなことを考えているうちに
また 今日も終わってしまった。
私たちの日常は「子どもが側にいる『今』」だから
子どもから離れて1人になれた瞬間が特別に感じて
好きなことを堪能できる喜びを噛み締めるけれど
でも 自分の人生を考えてみたら
特別なのは
本当は 子どもが側に生きているこの毎日の方。
でも 私たちはそれを忘れてしまう。
なんだか ずっと続くような錯覚を起こして毎日を過ごしているけれど
大変に思えるこの毎日に
数えきれない 愛しい が散りばめられていることを
私たちは いつか知るのです。
子どもたちが
この世に生まれてから今日まで
ママとパパのために
全身を力いっぱい使って思い出を撒き散らしてくれていたことに
私たちは 過ぎてから気付くのです。
ママの毎日は
ママでいられる毎日です。
私たちは この命が尽きるまで
どんなに子どもと離れていても子どもを思い、心配し、愛し続ける 子どもたちの母親だけれど
でも 子どもたちの側で『ママ』でいられることの出来る日の
なんて短いことかを
いつか思い知るのでしょう。
今日もあなたは
屈託のない笑顔で振り向き
「ママ!」と言って
両手を広げて こちらに飛び込んでくる。
忘れるものか。
絶対に。
絶対に。
あなたの前髪を切り過ぎて笑った昨日を。
あなたを怒って自分に涙が出た今日を。
あなたの寝相に笑った夜を。
あなたが摘んでくれたシロツメクサの白さを。
あなたに許された私を。
あなたがいてくれるこの毎日を。
私は 絶対に忘れない。
ミスチルも好きだけど
Eテレの歌に感動することを知った
ヒールも好きだけど
スニーカーの安心感が好きになった
自分のことが一番大切だった
そんな私に
自分の命よりも大切だと思える存在がこの世にはあると教えてくれた子どもたちに
心から 感謝を。
この記事を読んで届いたメッセージ
<新着:2023年2月末〜2023年3月>
6歳長女と2歳双子の三姉妹を育てています。
望んで専業主婦をしており、年長の長女は14時にはお迎え、双子は一日中家でみています。
ありがたいことに実母や義母のサポートもうけていますが、それでもおしゃべりもいたずらもけんかも一丁前な三姉妹と、私ひとりで対峙する夕方~夜は、こころがけてもこころがけても、どうしたってキャパオーバーでいらいらしてしまいます。
みんなが一斉に「ママー!」。
それが何十回と重なりながら、お茶がこぼれ味噌汁がこぼれ、ふりかけを自分でかけたがりドレッシングが好みじゃないといわれ、お風呂のおもちゃをとりあい、ボタン付きパジャマじゃなきゃ着たくない泣かれ、ドライヤーから逃げ、絵本をよんでとせがまれ、寝室ではママの隣争奪戦でシングル布団になぜか4人!
息つくまもなく、もう毎晩大混乱です。
これが私の望んで選んだ道。それでも、愚痴もいいたくもなってしまいます。
疲れすぎた日は手が震え、眠りにつくこともできません。こどもたちと寝落ちできたらまだよいほう。
今夜は眠れない日でした。たくさんいらいらしました。こどもたちにも小言をいい、たくさん怒ってしまいました。
「双子 三人育児 キャパオーバー」で検索して「おなじような仲間いないかな…」とみていたら、ここにたどりつきました。
そうだよなあ。わかってる、ときどき思い出すはずなのに、こどもたちが眠ると思い出すのに、彼らが大騒ぎしているあいだは、わすれるんですよね。
「ママー」とよばれることの稀有な幸福を。
わたしたちのこどもがそばにいてくれるのは、ながーい宇宙の歴史のなかで、たった数年の今だけだというのとを。
その奇跡を噛み締めたくて、節約しながら専業主婦になろうと決めたのになあ。
毎日読んで、その気持ちを思いだし続けたい詩でした。
ありがとうございます。
ころりんさんお手紙ありがとうございます。
読んでいて、本当にわかるわかると、心の中で何度も共感させていただきました。
我が家は子が2人ではありますが、あっちこっちで永遠にやまることのない忙しさに体が何個あってもたりない‼︎と、息つく暇もなく過ごした時期があったなと。
望んで専業主婦をしているとのことですが、愚痴がでるのも当然です。
私は仕事より何より専業主婦が1番大変だと思ってますし、尊敬します。自分の時間がもてないのはもちろん、朝から晩まで気が休まらないですから、疲れをとる暇がありませんよね。
唯一の睡眠も満足にとれていないとのこと…それはとても心配です。
体がSOSを出していると思います。
結局ママは1人ですから、周りのサポートがあっても正直それ解決するものではなかったりしますよね…。
私が14年子育てをしていて、やはり必要だなぁと思うことは、自分の1人時間もとっても大切でありますが、同じママという存在と、話をするということです。
話をしていると、「あっ、こういうところでもっと手を抜いてもいいんだ」とか「私ここ間違っているかも…」など、1人じゃ感じられないことが今になってもあります。
友達でも、子育てイベントなどで知らない方と話すのもいいと思います。(知らない人こそ言えることもあります)
そして、自分だけじゃないよなぁとも思えます。
ここにもたくさんママからの悩みをいただきますが、種類もそれぞれです。
詩にあるように、子育ては人生のほんの一部。
ですが、こう思わないといけないってこともありません。愚痴ってもいいですしイライラするのも自然なことです。
教科書がない育児に正解はなく、それぞれが独自に学び今この時も頑張っている、ころりんさんを始め、親って本当にすごいなぁと感じます。
無理せず、頑張りすぎず、休める時に休んでママの体も大切にしてくださいね。
1歳半の息子を育てています。
昔聞いた「子供というものは神様からの預かりもの。私たち大人の役割は、この子たちに社会で生きていく力を与え、見守ること。それ以外は本当に無力。偉くもなければ、いずれ社会に還すこの子たちは、もちろん所有物でもコピーでもない」という言葉を胸に、育児に励んでいます。
たった1年半の今現在でも、この詩を読んで息子の顔や仕草や思い出が溢れてたまらないのに、その時にちゃんと私はこの子の門出を心から喜んで手を振ってあげられるのか、とても不安です。
他の子より遅れてもいいし、うるさくてもワガママでもいい。反抗期がひどくても、私のこと疎ましく思ってもいいから、どうかこのまま健やかに、大きな悪意に晒されることなく、退屈なくらい平凡な毎日を過ごしてほしいと願うばかりです。
私はもう少し、子供を抱きしめる時間を取ろうと思いました。
いつか触れることさえできなくなるんだと思うと、抱きしめたくて仕方がありません。
とても素敵な言葉ですね。
私も1人目はこうなってほしいとか、失敗しないようにいう気持ちが強くて、かなり過干渉気味だったかなと思います。
そうすると、子どもはのびのび大らかに育たなくなってしまう…と途中で気づき、私は子どもに転ばぬ先の杖でなく、何度転んでも立ち上がれるたくましい肉体と強靭な精神力をプレゼントしなくてはならないんだと思いました。
そんな気持ちで育児に取り組んだら、細かいことが気にならなくなって、とにかく笑って元気に過ごせればいいと自分自身がラクになり、余裕ができたんです。
結果、イライラすることも減り、子どもとの時間も心から楽しめるようになりました。
そんな娘ももう20歳。
思春期も過ぎて今は女同士、また子育て時代とは違った楽しい時間を過ごしています。
県外に出てしまっているため、一緒には暮らしていませんが、くだらないラインをしあったり近況を交換したり、たまに帰ってくるとランチに出かけたり。
高校生になる息子とは娘のような密な感じはないですが、それでも息子推しのアニメを一緒に見たり、息子が大好きなサッカーの話をレクチャーされたりと、どちらかというと息子が話したいことや興味があることに寄り添い、時間を共有しています。
成長したらしたで、また違った関係が待っていますよ!
1歳7ヶ月の息子がいます。
ここ数日、わたし自身がすごくイライラしやすく情緒不安定になっており、どうしたらよいか分からず、必死で検索していたらこのサイト(詩)に辿り着きました。
この詩を読んでただただ号泣しました。
今朝、おむつをかえさせてくれない息子に『もう、いや!』と一方的に怒鳴り、息子にとても悲しい顔をさせてしまいました。自分のイライラを息子にぶつけてしまった罪悪感から、心が張り裂けそうで、けど情緒不安定な自分をどうすることもできなくて。
仕事に育児、そしてもうすぐ引っ越しもあり、やることが山積みで色んな不安からこうなっているかもしれません。こうしなきゃいけないっていう自分の中のルールに縛られて息苦しくなっているのだと思います。
この詩を読んで、自分のルールに縛られるのではなく、部屋が片付いていなくてもいいんだ、息子と笑顔でいられることが一番なんだって改めて思いました。
息子とのかけがえのない毎日を大切にしようと思います。この気持ちを改めて思い出させくれたことに感謝です。
ななさん、お手紙ありがとうござます。
こちらに見にきていただきありがとうござます。子育てに悩むと漠然としてしまい何が正解なのかわからなくなったりしますよね。
人に話しても本を読んでも解決策が必ずあるわけではない育児は悩みがつきません。
まだ小さい子に対して何をしているんだろ、と考えこんでしまうかもしれませんが、子どもがそのくらいの時は私もそうでした。
そしてそれがおかしいと思っていましたし、なんで自分はうまくできないのか、私は本当に子育てに向いていなくて、ただただ無理し続けて、毎日頑張る作業になっていたと思います。
まだ小さい子がいながら仕事をし、家事をし、引越しの準備まで…心がバタバタしてしまい、余裕がなくなってしまうのも仕方ありません。
結局育児には答えがないので、ジャッジをするのも自分自身ですよね。ななさんがいうように、家事は手をぬいていいし、育児も頑張りすぎる必要はないと思います。
今日も子どもと安全に過ごせた!それだけで◎かなと。
まだこれから新たに悩みもでてくると思いますから、頑張りすぎずご自分のこともいたわってあげてくださいね^^ママの健康も子どもと同じくらい大切です。
また辛くなったらいつでもきてくださいね。
初めまして。育児に疲れた時にたまに見にきています。
最近1歳になった息子が居るのですが、旦那の仕事の事情で地元を離れ、全く違う所に引っ越してきて半年経ちます。
日本の端から端への移動で近くに頼れる家族も友達も居ない状態であり、それに加えここは離島で、旦那は仕事によって2週間家に帰って来れない時もあります。
旦那がいない間は、私が頑張らなきゃいけない!息子を幸せにしないといけない!とずっと考えていて、それがプレッシャーになり疲れてしまいました。
頑張りたい気持ちはあるのに身体が追いつかなかったり、やる事が多すぎてやる気が起きなかったり、独身で楽しかった時を思い出してしまいます。そんな自分に嫌気が差して、涙が出る時もありました。
そんな時にネットで「育児に疲れた」と調べた時出てきて、出会ったのがここのサイトです。
書いてある事全てに共感できて、自分では気付かなかった事にも気づけました。
今この時間は一瞬しか無い幸せな時間なんだな、と再確認できました。毎日ニコニコ笑ってママ!ってきてくれるだけで、幸せな事ですよね。
こんなに大切な存在なのにどうして一緒にいる事に慣れていたんでしょう、息子と遊んでおむつを変えて、ご飯食べて、一緒に寝る生活がずっと続くと何故か思っていました。
元気付けられるのは勿論、今この瞬間が貴重だという事を再確認して、更に息子が愛おしくなりました。
今ある時間を大切にします。
ありがとうございました。
クロさん、お手紙ありがとうございます。
見知らぬ土地での育児、たくさん不安がありますよね。
私も北海道出身、東京での勤務を経て転勤し、山梨へ移住してきたのでお気持ちわかります。
パパ、2週間も不在ですか…。大変な時に1番大切な人に頼ることができないのは精神的にも辛いですよね…。
それに加え、実家が離れているのはかなり心細いかと思います。
私も旦那と休日があわず、帰宅時間も遅いため「自分が頑張らなきゃ!」と気持ちを奮い立たせていましたが、いくら前向きに子育てをしていても、疲れがいつの間にか蓄積されて、身体が悲鳴をあげるんですよね。
独身の頃に比べて好きな時間に休めないし、一度乗り越えた壁の先にもまた別の乗り越えなければいけない課題が出てくるのが育児。
それでも、自分なりの子育てで子どもは十分たくましく育っていきます。
実際にお子さんが生まれてから1年もの間、旦那さんが働いている時間にクロさんが1人で頑張ってきたからこそ、お子さんは健康的に成長していますよね。
子育てしながらの休息はなかなか難しいかもしれませんが、何か心を安らげるものが見つかるといいですね。
あまり無理せず、たまには自分にご褒美しながら、過ごしてください。
<引用元>
LICOオフィシャルブログ「子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法」より
<LICOプロフィール>
7歳の娘と5歳と3歳の息子がいるママ