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Release:22.09.24

中秋の名月におすすめ!美しい月夜に読みたい本

中秋の名月におすすめ!美しい月夜に読みたい本

もうすぐ十五夜!古くから月の満ち欠けを暦にしていたり、人類が地球以外で足を踏み入れたことのある唯一の天体だったりと、月はとっても身近な存在。 だけど、月の光は何とも神秘的で、まだまだたくさんの不思議が秘められていますね。
月をテーマにした絵本や本はたくさんありますが、その中でも編集部がとっておきの5冊を厳選してご紹介しちゃいます!お月見をきっかけに、さまざまな月にまつわる本に出会ってみては。

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目次

  1. おやすみなさい おつきさま
  2. 14ひきのおつきみ
  3. ぬすまれた月
  4. 夜空と月の物語
  5. タンタンの冒険旅行『めざすは月』

おやすみなさい おつきさま

対象年齢:2歳〜
おやすみなさい おつきさま
マーガレット・ワイズ・ブラウン
クレメント・ハード
せた ていじ
発行所
評論社
発行日
1979年9月

この本のストーリー

おやすみなさい おつきさま/ストーリー

月の光に照らされた大きなみどりの部屋。ベッドに寝ているのは子ウサギのぼうや。お部屋には、あかいふうせんに絵の額がふたつ。子うさぎのぼうやはお部屋の中のひとつひとつに声をかける。
 
「おやすみなさい あかりさん」
「おやすみなさい とけいさん」
 
1947年アメリカで発売されて以来、世界中で読み継がれ、皇太子妃 雅子様も幼少期に愛読された絵本。

はなママのココがおすすめ!

子どもを寝かしつける…これほどまでに苦労するとは想像もしなかった!!どうにもこうにも寝ないときは、好きな絵本を一緒に読み、ただただ寝てくれるのを待つしかない。そんなとき、私をも癒してくれるのが、「おやすみなさい おつきさま」。
すべてのものに「おやすみ」をいうことで、だんだん静かになっていく夜の時間とじーんわりとした静寂を感じることができる…。
娘は、ページをめくるごとに場所が変わるおつきさまを見つけて楽しんでいました!ねんねの前の楽しいひと時をこの絵本とともに♡

14ひきのおつきみ

対象年齢:3歳〜
14ひきのおつきみ
いわむら かずお
発行所
㈱童心社
発行日
1988年6月

この本のストーリー

14ひきのおつきみ/ストーリー

木の上たかくに枝を組み、手作りのはしごをつかってみんなで木の上へ上へ。
 
さて、何をつくっているのかな。
 
ススキを飾り、お団子や栗の実、どんぐりをお供えしたら、まんまるお月様が顔を出す。
そう!今夜は十五夜。樫の木の上たかくにお月見台の完成!
 
月の神秘的な力と実りへの感謝をこめて、おつきさまに手を合わせたら、さぁ、家族みんなで楽しいおつきみのはじまり。

よこちゃんママのココがおすすめ!

今では、子どもとのコミュニケーションツールとして欠かすことのできない存在の絵本。子どもを絵本の世界に引き寄せるきっかけになった本が、この「14ひきシリーズ」。
ダイナミックな里山の自然の中で、まんまるおつきさまが幻想的に描かれている「14ひきのおつきみ」。
「おつきみはすすきを飾り、お団子をつくるんだね!」と、日本には月をながめ、穀物のありがたみに感謝する習わしがあると知るきっかけにもなり、オススメ!
まんまるおつきさまが上がってくるシーンは、なんとも神秘的な美しさで圧巻です!

ぬすまれた月

対象年齢:3歳〜
ぬすまれた月
和田 誠
発行所
岩崎書店
発行日
(復刻版)2017年10月

この本のストーリー

ぬすまれた月/ストーリー

月が好きな男が夜空から月を盗む。大事に箱に入れ、日ごとに形の変わる月を楽しんでいた。
 
ある日、泥棒に盗まれてしまった。ところが盗んだ月は新月。空っぽの箱を泥棒は捨ててしまった。その後、いろんな人の手に渡り、大騒動に!
 
物語の間に月の満ち欠けや月の模様の解説などが所々に入って、科学的な面からも月を楽しめる一冊。

さくママのココがおすすめ!

子ども向けというより、自分が好きで買った本。大きくなったらあげようと思っていました。
世界中の人々が同じ月を見上げ、さまざまな思いを馳せているかと思うとなんだかワクワク!月を独り占めしたい気持ちもなんとなくわかる。そんな魅惑の月をめぐって起きるさまざまな物語だけど、平和へのメッセージも込められていて、実は深~い。
また、月の誕生や海の潮の満ち引きの仕組みなど、科学的観点からも楽しめるので、天体へ子どもが興味を示したときにオススメ!

夜空と月の物語

夜空と月の物語
発行所
㈱パイ インターナショナル
発行日
2014年8月

この本のストーリー

夜空と月の物語/ストーリー

『いつの時代も、人は同じ月を見上げていた』
 
各国の民話や神話など月にまつわる28の物語が世界の絶景とともに載っている写真集。
 
日本で“月の住人“といえばウサギで有名だが、世界にはほかにさまざまな月の住人がいる。そんな目にみえないものを想像する力を掻き立ててくれる一冊。

ゆーゆママのココがおすすめ!

この写真集の美しい絶景を眺めていると、古代の人が”月には魔力がある“と言ったのがわかるような気がする。昔から人々の心を魅了し、神秘的な存在の月。
国によっては、月は悪役になったり、古代エジプト人は『月の上に天国がある』と考えられていたとか。
いつかこんな美しい世界を見に日本を飛び出してみたい!子どもたちが自分の知らない世界の扉をあけるきっかけとなればいいな~という思いをこめて紹介しました!

タンタンの冒険旅行『めざすは月』

対象年齢:10歳頃〜
タンタンの冒険旅行『めざすは月』
エルジェ
川口恵子
発行所
福音館書店
発行日
1991年4月

この本のストーリー

タンタンの冒険旅行『めざすは月』/ストーリー

世界中を旅するタンタンがついに宇宙へ!?
 
しかし、開発をめぐりしのびよるスパイの存在が。タンタンたちをのせたロケットの運命はいかに。続編として「月世界探検」へ続く。
 
世界中で50ヶ国以上も翻訳されているベルギー発の大人気コミック「タンタンの冒険旅行」シリーズ。

なっちゃんママのココがおすすめ!

「ちょっと月まで旅行にいってきまーす!」なんて時代がやってきたらいいな。
 
子どもの頃、絵本を読みながら想像をふくらませていた。
「めざすは月」は前編でタンタンとハドック船長らが月へいく準備段階が描かれているので、ワクワクドキドキ感が楽しめておすすめ!ビーカー教授のとぼけ具合も健在でおもしろい。
 
人類の夢であった月面着陸。描かれている内容は今や現実になり、私が子どもの頃に夢みた月へのあこがれは、きっと未来の子供たちにとっては月旅行を現実的な夢として思い描ける、そんな時が早くきてほしいな!

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