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日常を豊かに彩る写真家 | 芦澤絢名さん

プロフィール

甲斐市出身 甲府市在住。
小学校3年生のときに手にしたチェキがきっかけで、写真の楽しさを知る。
就職後、一眼レフを購入、独学で写真を学び始める。
趣味の域を出なかった写真の世界だったが、23歳のとき、フォトグラファーとして生きることを一大決心。
現在、ウエディングや七五三などハレの日から、家族写真、ポートレート、アーティスト写真など、幅広く活躍中。
マンツーマンのフォトレッスンも開催する。
豊かな着眼点で日常を切り撮る
“当たり前”が輝き出して…
芦澤絢名さん 写真2
山梨県を中心に、近県でロケーションフォトグラファーとして活躍する、若き女性カメラマン、芦澤 絢名さん。
取材班が初めて出会ったのは、彼女がまだ20歳くらいのときだったでしょうか。当時は写真が大好きで、「いずれは本職にします!」と夢を描いて目を輝かせる女の子でした。でも、彼女の撮る写真はとても印象的でした。
芦澤絢名さん 写真3
題材やアングルが独特で、視点がおもしろく、被写体への愛を感じるあたたかみのある写真…。印刷会社や市役所など、写真以外の仕事をしながら、会社が休みの土日や祝日だけ「週末カメラマン」として活動していた芦澤さん。
芦澤絢名さん 写真4
「自信もなかったし、ただ好きなだけで、本当にやれるのか、やり続けられるのかわからなかった。でも、鶏が先か卵が先かで、やる!って決めなくちゃ、結局は趣味の域を出ないんじゃないかと思ったんです」。
23歳のとき、今までの仕事をきっぱり辞めて、カメラ1本で勝負すると決めたのです。

信用を得るための拠点

プロのカメラマンとして、生計を立てて生きていく一大決心をした芦澤さんは、まず拠点となる事務所兼用のスタジオを借りることに。基本的にロケ専門のカメラマンだから、必ずしもスタジオが必要だったわけではありませんでした。それでも、無理をしてまでも23歳の若さで2階建ての一軒家を借りた理由とは。
芦澤絢名さん 写真5
「若い女の子が写真撮るって言って、仕事として確立するためには、まず信用や安心感が大事だと思ったんです。そのためには拠点が必要だって思いました。打ち合わせやちょっとした物撮りをするときにもスタジオがあれば便利だし、信用を得やすいですよね」。
作業部屋含め、4部屋ある一軒家。ここから彼女のフォトグラファーとしての生活がスタートしました。
芦澤絢名さん 写真6
「もともとは料理人になりたかった。でも就職した店がいろいろあって閉店することになり、いきなり無職になるという…。そのときに、どんな仕事があるのか、もっといろいろ知るチャンスかも!と前向きに考えて、いろんな職業を体験しました。フレンチや和食だけでなく、旅館やお寺、印刷会社に市役所まで(笑)」。
芦澤絢名さん 写真7
「結果、カメラ1本になったけど、こんなこと絶対使わないだろうと思う知識も意外なところで役に立つものです。引き出しがたくさんあるので、被写体や依頼主のいろんな話に意外についていけるんですよ!それが功を奏して、仕事に繋がることも」。
人生に無駄な経験なんて、ひとつもない。そのときには価値を見いだせなくても、いつ、その経験が輝きを放つかはわからない。それが、芦澤さんが身をもって実感したことだとか。

名もなき場所で

「身近な幸せ」を大切に、「当たり前の毎日を特別な時間に」変える芦澤さんの写真。現在、家族、友達、恋人、ウェディング、七五三などの記念日やアーティスト、イベント記録など、様々な撮影を手がけています。写真で町おこしも…。
芦澤絢名さん 写真8
「花が咲いてる!とか空が青い!とか、そんなことにめちゃめちゃ感動しちゃう。なんでいつも絢名は当たり前のことを言うの?なんて言われたこともあります(笑)。ごく当たり前の風景も見方を変えれば、特別なものになる。田んぼひとつとっても、みんな同じじゃない。緑の濃さやまわりに生えている木々の種類、建っている家、日差しや吹き抜ける風のにおい。全部同じものなんてひとつもない」。
芦澤絢名さん 写真9
これこそがロケーションならではの楽しみ。名もなき場所に人がたち、動く…すると、とたんにいつも見ていた風景や人が新鮮に感じられ、鮮やかな色彩が加わるのです。
芦澤絢名さん 写真10
被写体の魅力を最大限に引き出した、自然体な写真がクチコミでたちまち人気に。現在では1回3000円でマンンツーマンのフォトレッスンも行い、大盛況。独学で学んできた芦澤さんだからこそ、習いたい人が何がわからないのか、また、つまずくポイントも分かるんだとか。

日常を残すということ

「これからの野望はいろいろ!」と笑う芦澤さん。
地元アーティストのコンサートやイベント会場を自分が撮影した写真で埋め尽くす。
自分の写真で、地元の頑張っている人を応援したい。
水族館や学校の屋上など、興味がない人にも見てもらえる場所で写真展を開く。
芦澤絢名さん 写真11
そして…遺影写真の撮影をもっともっと広めたい…。
「遺影写真を元気なときに撮るって、なんだか縁起悪いとか敬遠されがちなんですが、亡き後、家族が本人だと思って話しかける大切なもの。植木職人だった祖父が亡くなったときも闘病生活が長かったので、元気なころの写真が少なくて。高3のときには母が亡くなり、家中探したけど、遺影写真になりそうなものが本当になかった」。
芦澤絢名さん 写真12
18年間も一緒にいた人の写真がないことに、愕然とした芦澤さん。母らしい、素敵な写真を残してあげたかったと、今でも心残りなんだといいます。
「遺影写真は、日常を残すことに他なりません。失ってしまってから、なんでもない日常のありがたさに気づく。記念日を更新する感覚で、何気ない毎日を、楽しく生きた証を大げさでなく切り撮れたら素敵だな」。
芦澤絢名さん 写真13
どこまでもナチュラルに、やわらかい光で包まれた芦澤さんの世界観。
芦澤さんがのぞいたファインダー越しの日常が、一枚の絵のように描かれていました。

芦澤 絢名さん
お気に入り Gourmet
芦澤絢名さん 写真14
芦澤絢名さん 写真15
ドレミぱんドレミパン
オシャレなパン屋さんは数あれど、ここのパンはまさにオンリーワン!食べなくちゃ損!
もちもちとハードの中間の食感で、ロースト感溢れるくるみパンが私は大好き。ひと口食べればくるみがどっさり出迎えてくれ、これはもう、くるみが住んでいます(笑)!ぜひお試しを!
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