施設名にもある「モス」は苔という意味で、苔のテラリウムの展示や苔まき祭などを開催。敷地を徐々に苔むしたキャンプ場にしていくという企画で全国の苔好きが集まる。苔ファンでない人の利用ももちろんOK！敷地全体は、まるでイギリスの農園を思わせるアイデリックなキャンプ場。発泡ドームでできたケイブなどのおしゃれな宿泊棟やイギリスの建物をイメージさせる管理棟、その管理棟に揃うレコードやテラリウムなど、見どころ満載だ。そんなモスキャンプフィールドで日帰りでも楽しめるのは、植物栽培用の温室を利用したダイニング「The Barn」でのBBQ体験。地元山梨県産の牛肉や山梨名物「ほうとう」を楽しめる手ぶらプランがオススメだ。

手ぶらBBQプランは全3種類。

山梨県産の牛肉が含まれた「プレミアム」、地元有名精肉店がセレクトしたオリジナル肉が含まれた「スタンダード」、コンロや調理器具などの備品の揃った「食材持ち込みプラン」。中でも、山梨県産の牛肉は焼いた後もじゅわっと肉汁が口の中に広がり、食感、弾力ともに大満足できるひと品だ。また、２種のプラン両方に「板ほうとう」がついてくるのも魅力の１つ。板なので、麺を切るところから体験でき、子どもがいれば、クッキー型をつけてくれるので、星や動物などの型で楽しくほうとう作りも。また、フランクフルトやハンバーグ、ミニピザ、シュークリームなど、子どもが喜ぶメニューのついたオリジナルキッズセットをオプションでつけることもできる。

ワンちゃん連れも楽しめるドッグランのような敷地の増設やいちごを使ったスイーツの販売など、まだまだアップグレードされる予感満載のモスキャンプフィールド。毎年6月末頃には「苔祭り」を開催し、花火大会や苔まき祭などのイベントも充実している。また管理棟ではガラスの容器の中で育てるテラリウムの展示、場内の農場では苔と夏いちごも栽培しており、訪れた人たちが気軽に植物と遊べるような工夫がたくさん詰まっている。近くには花の都公園もあるので、自然と触れ合いたい人にオススメの施設だ。