好きなことにまっすぐな自由人!
山梨を、社会を、愛で満たすために

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好きなことにまっすぐな自由人! 山梨を、社会を、愛で満たすために

五味醤油(株)の長女に生まれたが、味噌屋は継がずアー トの道へ。

現在は鍼灸師として働く傍ら、歩帆舎メンバーとして数々のアートイベントを企画。

誰もが魅了されてしまう彼女の破天荒でユニークな生き方を紹介します!

五味文子さん(34歳)
甲府市出身 甲府市在住
こうふのまち芸術祭発起人
歩帆舎メンバー
モクシーズ鍼灸院 鍼灸師


甲府市朝日にあるモクシーズ鍼灸院を夫とともに営む傍ら、様々なアートイベントを企画し、精力的に活動している五味文子さん。

五味醤油(株)の長女に生まれたが、味噌屋は継がずにアートの道へとわが道を貫いた学生時代。ハンガリーへの留学や青年海外協力隊として南米での日々を経て、たどり着いたのは…。

今回は、そんなウィットに富んだ人生を楽しむスペシャルウーマン、五味文子さんの魅力に迫ります。

とにかく底抜けに明るく、パワフル。その原動力は反逆心!

5年前に出会ったときの五味さんは、破天荒なロッカーそのもの。

 

でも、Moxiesの美しい藍色の暖簾をくぐって出てきたのは、そんなイメージとは程遠い、生後5ヶ月のベビーのほんわかやわらかなママでした。

 

「日本のことが嫌い、海に囲まれてるのも嫌、だから魚も嫌い…そんなアウトローだったけど、やっぱり日本は医療も進んでるし、子育てする環境も整っていて…だから今は、山梨に、日本に感謝してるし、尊敬してる」。

 

 

「破壊」が導いたアートの世界

五味さんのアートとの出会いは、思春期特有の社会に対する不満や納得できない怒りを美術の授業中に作品で発散したことだったとか。テーマは「破壊」。それを先生が面白いと思ってくれたことがきっかけでアートに目覚め、高校でハンガリーに留学。

そこでステンドグラスの先生に認められ、ハンディクラフトの世界へ。卒業後は沖縄県にある芸術大学に進学、日本の伝統工芸織物を専攻。博物館の中の作品でなく、生活の中の根ざしたアートを求めます。

その後、東京のコンテンポラリーアートスペース(浅草のアサヒ・アートスクエア)でイベント運営スタッフとして働きながら音楽活動を行い、2011年には青年海外協力隊に応募し、南米ベリーズで現地美術教員として2年半勤務することに。

 

これだけでも、なんてエスプリの効いた経歴なんでしょう!

 

「とにかく思考が単純なんです(笑)。ハンガリー留学も海に囲まれた日本が嫌だから、陸地に囲まれた国に行こうって。それでハンガリー(笑)。とにかく得意なこと、好きなことをしたいから、シンプルにそれを選択してただけ」。


民謡でベリーズでの日々が一変!

ベリーズの首都からバスで6時間のプンタゴルタ。

美術のカリキュラムを作るという任務を抱え、降り立った異国の地は、日本の価値観とは真逆の世界でした。

 

「ベリーズはゆっくり、のんびり、適当が美学。自分のことを日本のアウトローだと思ってたけど、ベリーズで私はザ・日本人でした。頑張れば頑張るほど、なぜか子供達の心が離れていくんです」。

 

そんな五味さんの立ち位置を変えたのは、たった一曲の民謡でした。

生活に密着した地元民謡に感激して、楽譜も歌詞もない中、必死に旋律を耳コピし、発音を練習。

「それをギターで歌ったら、あっという間にライブハウスや学校に呼ばれるようになって…。“ベリーズの民謡を歌う中国人の女の子”って有名になったんです」。

これを機に、地元の人や子供達との距離が一気に縮まり、肩の力を抜いて生活できるようになったとか。

 

音楽の力…それは国境を超える素晴らしいものに違いない。でも、地元の人を動かしたのは音楽を通して知った、同じように呼吸したい、感じたいと願う五味さんの真心と熱意だったのでしょう。

 

ベリーズが教えてくれた鍼灸師への道

ベリーズでの体験が大きく影響し、鍼灸師としての道を選ぶことになったという五味さん。

「現地で体を壊してしまい、本当にいろんな人に迷惑をかけて大変だったんです。あの土地が好きだったけど、まずは体が資本だと気づきました。健康でなければ何もできない」。

 

そこで出会ったネイティブアメリカンのおばあちゃんの「GOMIもこっち側(治す側)の人間だよ」という言葉に背中を押され、鍼灸師の資格を取るべく帰国。

専門学校に通い、無事資格取得後、結婚、出産と、順調に思い描く人生を歩み始めました。

 

アートへの新たな取り組み

2013年「誰かの日常は誰かの奇跡」をテーマに、こうふのまち芸術祭を立ち上げた五味さん。

甲府の街中の空き店舗にアーティストの作品を飾り、街を別の視点でみせるという、甲府を舞台にした初めての現代美術の芸術祭として、話題を集めました。

「これもきっかけは単純!友人アーティストたちの作品を披露する場がなくて、すごく素敵なのにもったいない!なんとかみんなに見て欲しいって」。

現在は鍼灸師の傍ら、アートイベントを企画運営する歩帆舎を代表の堀切春水さんと共に立ち上げ、積極的に活動しています。

アートの力を何より甲府の中心街の人たちが感じとってくれ、意欲的に動いてくれているのが嬉しいという五味さん。

9月には元銭湯「竹の湯」を舞台に、浴槽や脱衣場を使った「flowing out」展、銀座通り商店街に藍染の暖簾をかける「あいで染めよう」プロジェクトを企画しています。

写真 砺波周平

「LOVEと藍をかけて銀座通りを愛・藍に染めようというコンセプトなんです。みんなに見に来て欲しいなあ」。


社会をハッピーにするための革命

「社会に対する不満は今でもあるけど、社会を変える別のアプローチを見つけたんです」。

 

健康と好きなことは紙一重。

健康でなければ、好きなこともできない。

好きなことをしていれば、健康でいられる。

 

「体が健康で、健全でいれば、不思議と気持ちも揚がり、正しい判断ができて、元気に幸せになる。そんな人が増えれば、きっと世の中はもっとハッピーによくなるはず!

だから私は治療して、健康な人をひとりでも多く増やしていくんです!

これ、自分の中の革命(笑)!」

 

革命家、五味文子としての新たなる挑戦は、もう始まっています。

 

五味文子さん
お気に入りGourmet


Veggie Cafe Fluunt KOFU

私はヴィーガン(菜食主義)というわけではないのですが、ベリーズ時代よく行ってたお店も、鍼灸学生時代にアルバイトしていたお店も、ヴィーガンレストランだったこともあり、菜食好きです。

Fluunt さんはがっつりヴィーガンなんで、ビールにぴったりのおつまみもあります。動物性蛋白がないぶん、たくさん食べても胃にもたれにくいのでオススメ♪
→詳しくはこちら

 

FUMIKO`s TOPICS

8/11より下北沢にて、声優参加した映画「よるのたんけん」が 上映!
最新の人形アニメーション映画。手作りならではのあたたかい旅立ちの物語。

期間/8月11日(土)~31日(金)※14日(火)、20日(月)、27日(月)は休館
場所/下北沢トリウッド
   東京都世田谷区代沢5-32-5シェルボ下北沢2F
   03-3414-0433   
料金/一律900円
   ※小学生500円、未就学児無料

モクシーズ鍼灸院

TEL: 055-209-2386

住所 甲府市朝日2-19-6

診療時間 9:00~19:00 ※完全予約制

料金 45分3,500円、90分5,000円

http://moxies.jp/

info@moxies.jp

 

 



今月の人 バックナンバー

真の美しさをトータルにサポート
人の人生に寄り添う美のスペシャリスト
澤登さやかさん(35歳)
南アルプス市出身 甲府市在住
“アトリエ・サワ”店長
“Suèda。(スウェーダ) ~beauty&health~”代表
“ボディメイキングサロンSuèda。”主宰
“SAWA~beauty&health~”講師

 

ビンテージハーレーから見える景色
バイクとともに広がる山梨ライフ
バル メイヤさん(56歳)
イスラエル出身 市川三郷町在住
“My Performance corporation代表取締役社長”

 

富士北麓地域の魅力を再発見!
地元の可能性を信じ、未来につなげる
鎌倉有佑さん(31歳)
富士吉田市出身 富士吉田市在住
“株式会社Civic Pride 代表取締役”
“富士の恵水株式会社 代表取締役”
“人材派遣・人材紹介 日富士株式会社 役員”

 

出会いと発見を大切に。
山梨に広がる“楽しい”の連鎖
石川幸之助さん(50歳)
南アルプス市出身南アルプス市在住
”アウトドアショップオーナー”


“人”の側面から社会をサポート
『自分にできること』を求め続けるコンサルタント
樋口しのぶさん(44歳)
中央市出身 中央市在住
”人事コンサルタント”


移住して見えた現実と未来
~仁田平マルシェがもたらすもの~
栗原 俊行さん(58歳)
東京都出身 北杜市在住

”仁田平マルシェ”

 

桑の葉茶を通じて幸せな人生を
韓 成旼(ハン ソンミン)さん(39歳)
韓国昌原市出身

”株式会社桑郷 代表取締役”


「健康安全郷育プログラム」で
覚悟を決めた
山梨を元気で明るく安全に
渡辺 光美さん(52歳) 西桂町出身 甲府市在住
”リズムオブラブ主宰・やまなし大使”

 

リーマンショックをきっかけに
覚悟を決めた
若き司法書士
住吉 寿夫さん(30歳) 南アルプス市出身
”司法書士”

 

自分らしくあるために―
高みを目指し続ける「職人」

坂田ひさしさん(61歳) 甲府市出身
SAKATA GUITARS

 

山梨から世界へ―
美味しさと笑顔届ける桃農家

森田絵美さん(31歳) 笛吹市出身
モリタファーム

 

「僕たちの商材はクッキングです」
未来の“食”を作るために

川越一磨さん(26歳) 東京都出身
株式会社コークッキング代表取締役CEO

 

とにかく楽しいことを――
“好き”が紡ぎ出す独自のスタイル
浜欠 宏幸さん(43歳) 富士吉田市出身 
Café Marche/Café troisième marché代表

 

地域密着型
プロアスリート
栗原正明さん(29歳) 東京都 江東区出身 
職業:地域密着型プロアスリート

 

異色の経歴の持ち主がたどりついた
パン職人という道
野田 敬一さん(47歳) 韮崎市在住 
職業:パン職人